HAMUの、先端巨大症って何とかならんか!

下垂体患者の会代表理事がつづる、先端巨大症(末端肥大症)とホルモン、難病あれこれ



2010年03月


2010年03月12日

ソマトスタチンアナログ

成長ホルモン分泌を抑制するホルモンに
ソマトスタチンがある。
視床下部などから分泌される。
ソマトスタチンアナログは、
ソマトスタチンの類似化合物(アナログ)である。

2010年03月07日

チラージンの効き目

今年の冬は特別寒く感じた。
来客に暑いと言われて我に返ると、
暖房は入れっぱなし。
人の目がなければ、
毛布を下半身に巻いて過ごした。
TSH、F-T3とF-T4が低いのである。

2010年02月22日

注射部位のローテーションを

成長ホルモン(GH)受容体桔抗剤であるペグビソマントは、
高すぎるインスリン様成長因子(IGF1)を抑えるのに、
とても有効な薬なのだが、
注射局所で皮下脂肪の肥厚(Lipohypertrophy)が
起きやすいようだ。

2010年02月19日

未承認薬解決への視点

国際的な標準治療がなぜ日本で受けられないのか。
だったら、とっとと承認すればいいじゃないかと。
未承認薬の問題は単純な課題にみえて、
実際には、製薬企業の経営戦略や
薬価制度や医療保険のあり方など、
複雑な要素がからんでおり、
一筋縄ではいかない。

先端巨大症の最新の薬物療法は

先端巨大症の内科的治療薬は、
日進月歩の勢いで進化している。

2010年02月15日

ドラッグ・ラグ解消へ講演

いろいろなことが同時並行で起こり始めた。
こういうときは、情報をためず、
できるものから公開するのが筋ってもんだ。
14日は13回勉強会である。

2010年02月09日

ラグ解消へ初会合(五)

検討会議では、適応外を生む背景にある、
医療保険における薬価制度の問題が議論になった。

ラグ解消へ初会合(四)

科学的根拠が十分ある場合は、
治験をしなくても承認申請を認める「公知申請」。
運用の是非が今後の焦点になることは間違いない。

ラグ解消へ初会合(三)

薬の承認が早まりそうだと考えるのは、
きちんと期限を区切ったスケジュール案が示されたからだ。
0208.gif

ラグ解消へ初会合(二)

この検討会議が具体的に何をするかというと、
本当にその薬が医療のうえで必要かどうかを
ベテランのお医者さんたちが検討するのである。

ラグ解消へ初会合(一)

ドラッグ・ラグという言葉を聞いたことはないだろうか。
海外では優れた薬(ドラッグ)が使えるのに、
日本では使えるまで時間差(ラグ)が生じてしまう。
この問題の解決へ、
厚労省が新たな検討の枠組みを2月8日、スタートした。

2010年01月29日

2月8日に未承認薬・適応外薬検討会議

「第1回医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」が2月8日、
開かれる。
27日、厚労省サイトにアップされた。
こちら
1月開催がずれ込んだ形だ。

2010年01月20日

ウルトラオーファン

患者にとってなくてはならない薬であったとしても、
利用者が非常に少ない。
仮に政府が開発を全面的に支援してくれても、
市販後のことを考えると、採算があわない。
だから、どの企業も手を上げようとしない。
09年10月に開かれた「未承認薬使用問題検討会議」では、
こんな問題が浮上している。

2010年01月07日

チラージンを飲む

5日に毎月定例の診療があり、チラージンを飲むことになった。
甲状腺刺激ホルモンが低いのである。
FT3が270、FT4が0.65である。

2010年01月06日

漢方薬の保険外しその後

12月2日付でお伝えした漢方市販類似薬の保険外し問題である。
保険適用の維持が12月22日、政府予算案で決定した。
患者の声が政治を動かした事例の一つだと思う。

2009年12月29日

国際共同治験の試み

欧米で使われている新薬が我が国では速やかに使えない。
「ドラッグ・ラグ」といわれる問題である。
長らく患者を悩ませていた問題の解決へ、
海外と我が国の医薬品開発・承認を同調させる試みがスタートする。

2009年12月25日

新薬開発・承認・適応に追い風

中央社会保険医療協議会薬価専門部会は12月22日、
来年度薬価制度改革の骨子を了承し、
続いて開かれた総会に報告した。
新薬の開発・承認・適応を促す、追い風となるか。

2009年12月08日

未承認薬解決へ厚労省動く

新薬創出・適応外薬解消へ厚労省が動いた。
ミクスeX-pressによれば、
12月2日の中医協薬価専門部会に、
「新薬創出・適応外薬解消等促進加算」(新加算)を提案した。

2009年12月06日

CAPSの未承認薬問題

3日付東京新聞に、
クリオピリン関連周期性発熱症候群(CAPS)の記事が
掲載された。
乳幼児の全身に炎症の難病である。
希少疾患の未承認薬をめぐる問題点を
CAPSという事例を通じて理解していただくのに、
よい記事だと思う。抜粋して紹介したい。

2009年11月28日

薬害肝炎に学ぶもの

週明けにも参院本会議で肝炎対策基本法案が全会派一致で採択され、
成立する見通しになった。
肝炎患者の戦いが国政を動かした。
わずかな原告しか救われない「登山道」を、
350万人が登れる、
全員救済への確かな根拠法へと導いた。
その精神の高さに、敬意を表したい。

2009年11月12日

作業部会の議論は

11日開かれた行政刷新会議の作業部会である。
特許切れして後発(ジェネリック)医薬品のある先発医薬品については、
「後発品の薬価を目指して引き下げる」ことを求め、
引き下げ方法などは今後の議論が必要とした。
まとめはこちら

2009年11月10日

メリハリのついた薬価こそ

行政刷新会議ワーキンググループは11月11日、
「事業仕分け」を実施する。

2009年11月09日

未承認薬問題はどこへいく(三)

新政権は未承認薬開発支援にブレーキをかけた。
それだけじゃない。
仙石由人行政刷新相が進める事業仕訳けでは、
薬価が対象になりそうだ。

未承認薬問題はどこへいく(二)

膵島細胞癌の薬「ストレプトゾシン」の治験へ名乗りを上げたのは
ノーベルファーマ(株)である。
希少疾患薬の開発を求め、
難病患者団体が足を運ぶ
ベンチャー企業だ。
患者団体同士でときどき名前が上がる。

2009年11月08日

未承認薬問題はどこへいく(一)

未承認・適応外薬の開発支援は、
希少疾患患者の希望をのせて、
新たな段階に入ったはずであった。

2009年11月07日

適応外36品目は再来年

補正予算の執行停止にともない
開発が遅れる適用外薬の一部に、
2011年度予算が充当されるかもしれない。

2009年11月05日

優先接種する持病

厚労省の新型インフル情報だ。
持病を持っている方のうち、誰が優先接種者なのか。
最初から読めば、まとまっているから分かりやすい。
こちら

2009年10月31日

成長ホルモン剤も補てん対象

下垂体機能低下に伴う成長ホルモン剤の投与は、
難病指定による治療費補てんの対象になる。
だが、条件がある。
高額のために問い合わせの多かった薬剤なので、
書いておこう。
認定基準の12ページをみてほしい。

2009年10月30日

一般向け優先接種が開始

山口県など一部の県で30日、
新型インフルエンザのワクチン接種が
医療従事者以外の一般市民のうち、
優先接種者へ予定を前倒しして、スタートした。

2009年10月24日

未承認薬・適応外対応に4、5千億円

未承認・適応外薬の対応には、
約350品目で計4000~5000億円の開発費用がかかるようだ。
厚生労働省医政局経済課の木下賢志課長が10月20日、
都内で開かれたシンポジウムで触れた。
IMSジャパンヘルスケア・シンポジウム2009の基調講演。

2009年10月21日

クッシング病の薬

希少疾患の薬開発は本来、儲からない。
企業任せではなく、
政府がきちんと前向きな姿勢にならない限り、
自動的には開発は進まないものだ。

2009年10月20日

落ち着いて情報入手を

厚労省はワクチン接種の目的について、
死亡者や重症者の発生をできる限り減らす
と説明している。
感染防止が目的ではない。

オフラベル開発支援失速

未承認薬・新型インフルエンザ等対策基金のうち、
補正予算で執行停止になった適用外薬の開発支援分
653億円については、
来年度概算要求に盛り込まれなかった。
未承認薬の助成100億円の取り扱いはかわらず、
執行される。

2009年10月13日

ワクチン優先接種の病気は

新型インフル用のワクチンの
とくに優先するべき接種の対象に下垂体の病気が入っている。

2009年08月10日

質問主意書という戦法

患者団体といっても、たまたまその病気にかかったから、
活動に参加した方がほとんどである。
敷居が高いと思われるのか。
仕組みが分からず、戸惑ってしまうのか。
外に向けての活動は苦手という団体も多い。
政治参加の方法なんて、
誰も教えてくれない。
義務教育で教える科目にすれば、
日本はもっといい国になるかも。
それで、患者団体ができそうな政治参加、
そもそもの話だぁ。

2009年08月01日

未承認薬の開発支援に753億円基金

希少疾患や難病のクスリの治験が
なかなか進まない実態がある中で、
やるなあ、厚労省!
補正予算で753億円の基金を確保していた。
未承認薬の治験などを臨時に支援する基金である。
発表は7月6日付。

2009年07月23日

特殊ミルク

先端巨大症の高すぎる治療費もタイへ―ンなのだけど、
フェニルケトン尿症とメープルシロップ尿症の特殊ミルクの高価格も、
まったくもって、気の毒な話だ。

2009年07月22日

米国をサリドマイド禍から救った女性

患者は早く未承認薬を使いたい。
患者団体はせかす立場になりやすい。
20日付で患者団体はエンジンの役割 とのべたし、今も考えは変わらないのだけど、
何事も物事には両面あるから、
水を差すであろう情報も伝えたい。
熱いハートと冷静な目で、この問題に患者団体が
取り組んでいただきたいからだ。
米国をサリドマイド禍から救った女性の話である。

2009年07月02日

遠位型ミオパチー講演会に参加して

稀少疾病の新薬開発を促す新たな制度が必要だ。
27日都内で開かれた医療講演会に参加して、そう感じた。
遠位型ミオパチー患者会が主催したものである。

2009年06月19日

薬を輸出産業に

諮問会議への注文を追加する前に、
公平さを期すため、
今年の議論の流れを抑えたい。
骨太素案ができる前には、半年の討論期間がある。

2009年05月29日

成長ホルモン剤の話 その七

成長ホルモン剤をめぐって、
さまざまな制度的課題があることは述べてきたとおりだ。
同時に解決する方法が一つだけある。

成長ホルモン剤の話 その六

視線を変えて、薬市場での成長ホルモン剤だ。
売り上げは年々横ばいか縮小傾向にある。
薬価がじりじりと下がっているからである。

成長ホルモン剤の話 その五

小慢制度における身長制限において、
なんだかよくわからんのが、
プラダー・ウィリ症候群である。
小慢の成長ホルモン剤は、身長がらみの厳しい制限がつく。

2009年05月27日

成長ホルモン剤の話 その四

成長ホルモン剤を使えば、
若いうちは背丈が伸びる。
医療保険を使って治療をするには、
成長科学協会の適応基準をパスしなくてはいけない。
同年齢の児童が背丈順に1000人並んだとしよう。
前から23番目程度の低身長(-2.0SD)以下が
低身長改善の治療を受ける対象である。

成長ホルモン剤の話 その三

品薄だった成長ホルモン剤がお金さえ出せば
使える時代を迎え、
86年患者2786人、87年4071人と年間千人単位で増え続け、
91年には一万人を突破する。
95年は18191人になる。

成長ホルモン剤の話 その二

遺伝子の組みかえで多量生産が可能になり、
最大で314人存在した待機患者は1986年6月、ゼロになる。
ヒト由来ではない、遺伝子組み換えの成長ホルモン剤が登場するからだ、

成長ホルモン剤の話 その一

適用基準の厳しさにおいて
成長ホルモン剤は特筆するべきものがあるように思う。
高額な薬だから、目立つのかもしれない。
その歴史を振り返ることは、
難病における重症度の問題を
考える参考になるかもしれない。

2009年05月24日

希少疾患患者にも薬を その五

中医協の最新の会議は、
3月18日に開かれた。
資料が面白い。
こちら

2009年05月23日

希少疾患患者にも薬を その四

さて、希少疾患は、
医療上の必要性が高いにもかかわらず、
患者数が少ないがために、
十分にその研究開発が進まない傾向がある。

2009年05月22日

希少疾患患者にも薬を その三

最新の薬価算定基準(中医協了解事項)は、
2008年2月13日付である。
こちら
あっ。いや、患者は読まなくてもいいと思う。
難しすぎて、
読んでも素人には分からないって。

2009年05月21日

希少疾患患者にも薬を その二

なぜ日本では希少な疾患の薬が開発されにくいのか。

2009年05月20日

希少疾患患者にも薬を

新薬の開発を求める患者団体と懇談する機会が続いた。
いずれも結成したばかりの小さな団体で、
患者数が少ないため、薬の開発が進まないと嘆いた。
同じような悩みを持つ患者団体はほかにもあろう。
本人たちも、今一つどのように行動してよいか。
手探り状態の様子である。
ワタシもブログを通して、
議論に参加してみようと思う。

2009年04月27日

医療ルネサンス

ある意味、書くということは、
自分自身をさらけだすことであって、
自分自身のおろかな理解度を含め、
分かっていることも分かっていないことも、
すべてを世間にさらけ出す、
逃げ場のない世界へと自らを置く行為である。

2009年04月17日

ホルモン補充の実際

ステロイドホルモン補充の実際である。
毎日の補充量とタイミングはどうするか。
当日は、標準的な投与が示されるはずだ。
キホンの「キ」を学んでいただき、
まずは、補充をきちんと正確に維持することの大切さをつかんでほしい。

2009年04月04日

治療は一生続くのか

いま受けている治療は一生続くのか。
薬代が高すぎて続かない。
学習会で出される定番の質問である。
案外、この答えは単純ではないように思う。

2009年03月22日

権利条約提出ずれこみ

障害者権利条約の国会提出がずれ込んでいる。
当初は三月上旬に提出する方針であったが、
6日の閣議にかけられず、
外務省はタイミングを見ているようだ。

2009年03月15日

考えるヒントいっぱい

下垂会が主催・共催した名古屋での講演・相談会などは、
3月8日で三回目になった。
今回の講師は、大竹千生先生 (愛知医科大学医学部内分泌・代謝・糖尿病内科)である。
大竹先生の講演は、
考えるヒントがてんこもりだった。
15人が参加し、充実した時間になった。
講師が一人ということもあり、十分に時間をとり、
相当突っ込んで、前葉の各疾患の講演をいただいたのである。
そして、患者が学び、
行動することの大切さを熱っぽく語って下さった。
大竹先生にお会いするのは初めてであったが、
情熱の医者であった。
印象的だった一節をひとつだけ。

2009年03月06日

ペグビソマントその後

先端巨大症の薬は、
2007年6月、ペグビソマントの発売により、
複数の注射薬が選択できるようになった。
在宅自己注射の実現が患者会の初仕事であったわけだが、
その後、である。

2009年03月02日

ネットで薬乱用防げるか

2006年5月、当時19歳の少年が、自殺未遂を起こした。
製造メーカーが乱用防止のため
販売を一人1箱に限るよう販売店に求めていた鎮静剤
(1箱12錠入り)を、
楽天市場の医薬品販売サイトにおいて24箱購入し、
他2店店頭からの購入分6箱をあわせて
服用自殺を図り、重い障害を負った。
対面販売ではないことによる事故ではないかと、
薬害オンブズパースンは、楽天に説明を求めた。
楽天側から回答が2月9日付であり、
その見解が24日付でアップされた。
こちら

2009年03月01日

安全性あっての利便性

大衆薬の通信規制の在り方を議論する検討会が24日、
厚生労働省で始まった。
報道で賛否両論を紹介するのは
当然だろうが、
この問題を検証する際、
「利便性」と「安全性」が同列かというと、
それは違う。

2009年02月19日

継続こそ力

難病対策委員会の審議に戻ろう。
疾病対策課の説明を受けて、である。
金澤委員長が冒頭にたずねた。
100億予算が今後も継続されるのか。
事務局は、
今後も継続されるものと考えているとのべた。

2009年02月09日

難病対策の学校に

10日に開かれる難病対策委の議題は、未知数である。
厚労省サイトには、
来年度難病予算の説明とある。
長い報告があるだろう。
再開に7年かかった理由は、
患者側と政府側と緊張関係に陥ったからだけではない。
もう一つ、難病の福祉施策の在り方について、
議論が成熟するのを待っていた事情もあると思う。

2009年01月10日

オクトレオチドの負荷試験

一か月ぶり、内分泌関連の診察である。
血糖値は、だいぶ落ち着いてきており、
ランタス、ミリオペンともに、オール4で打つことになった。
ヘモグロビンA1cも7%台である。
注射離脱も近いのだろう。
さて、この日の診察では、
オクトレオチドLAR20を初めて打つことになった。

2009年01月02日

サプリに頼らない

抗酸化物質は、いくつかの疾患のリスクを減少すると
いわれている。
それは確かなようだが、では、
抗酸化サプリで補う必要があるかといえば、
その効果は疑問視されている。

2008年11月21日

高血圧の薬

下垂体機能障害の方や糖尿病の方で、
高血圧の薬。
それも複数を飲んでいる方は少なくないと思う。

内分泌性の高血圧という病態があって、
原発性アルドステロン症やクッシング症候群、
褐色細胞腫は高血圧を伴いやすい。
元の疾患の治療が一番大事であるが、
高血圧への内科的処方がある。
甲状腺は、機能亢進・低下症ともに高血圧を伴いやすい。
副甲状腺機能亢進症、先端巨大症もそうだ。

2008年11月07日

医薬品情報を入手するには

医師から処方された薬について
疑問があればどうするか。
薬局でもらう一般向けの説明を読み、
それでも気になることが残れば、
医師に聞くのが一番だろう。
実際、体の調子が悪くなったのであれば、
医師や薬剤師に必ず相談するべきである。

2008年09月14日

社会保障2200億円の削減路線

新自由主義的な構造改革は、
1980年代のイギリス保守党や
アメリカの共和党が進めてきたものであるから、
日本の構造改革は20年遅れで始まった。
社会保障は、企業やお金持ちがより多くの負担をして、
貧しいものにより多くの給付がある制度である。

2008年07月09日

錠剤カッター

錠剤カッターについて製造元の「大同化工」に確認したところ、
ほとんど個人向けの販路がないそうだ。
東急ハンズでは、心斎橋店だけ、
プチはんぶんこⅡを扱っている(7月15日現在)。
個人ユースで購入するとすれば、
楽天・リコロSHOPが扱っている。

2008年07月04日

タブレットカッター

以前、薬を半分にするのに、包丁を使っている人がいて、
正確に割れずに苦労している話を書いたら、
会員から、
タブレットカッターという商品群があることを教えてくれた。
これまで書いたように、
患者会として、割ることを推奨しているのではなくて、
あくまで、ドクターが割るように処方されて、
かつ、自宅で割る方の便宜のための情報提供である。
守れない方は「続きを読む」をクリックしてはダメよん。

薬の秩序 その2

ホルモン剤はホルモンの異常だけではなく、
さまざまな病気の治療に使われている。
副腎皮質ホルモンが最初に治療薬として使われたのは、1948年のことだ。

2008年07月03日

薬の秩序

以前、副腎皮質ホルモン剤について書いたのだけど、
あとから読み返して気になったので、
加筆させていただく。

2008年06月14日

ヒドロコルチゾンを割りやすくして

ヒドロコルチゾン(商品名コートリル)の錠型は
10ミリグラムのものしかない。

2008年05月16日

ペグビソマント服用中のGH値

ペグビソマントで治療中の先端巨大症患者が
成長ホルモン値が下がらないことを嘆いておられた。

2008年05月15日

オクトレオチドの投与期間

先端巨大症治療におけるオクトレオチドLARの投与間隔は
4週毎の投与から延長できる可能性が示唆された。
あくまで示唆の段階のようだが、
もしかしたら、医療経済的効果・患者負担の軽減が将来、期待できるかもしれないぞ。
高くて、飲み薬で我慢していた方への朗報になるか。

間脳下垂体機能障害に関する調査研究(千原和夫主任研究者)の最新の報告書が
4月8日に公開されており、その中で指摘された。

2008年05月14日

長時間作用する成長ホルモン剤

海外の動きである。
未だ試験段階であるが、
長時間作用するGH製剤の開発がすすんでおり、
動物レベルでの効果が報告されている。

2008年03月05日

プロラクチノーマの治療には

 プロラクチノーマの治療には、
 カベルゴリンの優位性を発表するリポートがめだった。
 東京女子医大の小野昌美先生は
 三九%のマクロ線種をふくむ三百例のプロラクチノーマを調べ、
 投与量や期間、迅速な調整に気をつけて、
 九九%で正常化できるとのべた。
 機能回復だけでなく、
 腫瘍が消滅して永続的に治る段階が
 視野に入っている。

2008年03月03日

下垂体がんの方に朗報か

 薬の効果をめぐっての議論である。
 使える薬は薬事法で定められていて、
 それ以外は自由診療になってしまう。
 下垂体がんは、下垂体腫瘍の〇・一%とまれであるが、
 治療に困ることが少なくない。
 そんな選択肢のひとつが見えてきたかもしれない。

2008年01月03日

患者が主導した薬害肝炎の責任論

薬害肝炎患者の一律救済にめどが立った日。
「朝日」(12月29日)は「支持率懸念 『丸のみ』」と報じた。

2007年11月27日

またさらに薬価を考える

さて、成長ホルモン剤について戻そう。
これは、内外価格の差が厳然としてある薬である。
新しいルール前だから、
さかのぼっては適用されない。
今でも内外価格差という高い「壁」が存在する。

さらに薬価を考える

同じ2004年10月27日の中医協55回総会の続きだ。
ある薬をスイスから導入するということなった。
だが、アメリカの原価に、
日本で市場化するに当たって、
日本での治験費用を上乗せして、それで原価を出した。

またまた薬価を考える

類似薬がない場合はどうなるかというと、
原価計算方式が採用される。
原材料費や労務費、製造・販売・流通などの経費を
積み上げるのである。

また薬価を考える 

新薬の開発についていえば、
従来の薬と比べて、
優れた薬ほどよい値段がつく仕組みになっている。
新規の作用機序をもつ画期的な薬は、
50~100%の加算がつく。

薬価を考える

ある団体の方から、
なぜ、薬の値段が横並びなのか、聞かれたことがある。
薬は、一般の商品と違って、
メーカーが勝手に値段をつけるものではなく、
中医協という厚労省の機関で審議されて決まる。
同じ薬効のものは、同じ値段になるように、
決めているのである。
だから、横並びで当たり前。

2007年11月10日

毎日2時間前後働かないと買えない薬

64万円のクスリ代とはどんな額か。
最低時給に近い675円のアルバイトだと、年間1000時間働くことになる。
病人が365日間、休み無く働いて、一日あたり、2・7時間分の賃金である。

2007年08月06日

中枢性尿崩症の薬

中枢性尿崩症の治療薬であるデスモプレシンは、ペプチド製剤だ。
口から投与しても消化してしまうため、点鼻製剤として開発された。
点鼻のチューブを用いて、投与するのだけど、
うまくできるようになるまで相当の訓練が必要なようだ。

多くのデスモプレシンを口から投与すれば同等の効果があることが分かり、
遅れて錠剤が開発された。
世界80カ国で認可された薬である。
日本でも使用できるようにと患者会が運動している。

2007年06月09日

ペグビソマント発売開始

先端巨大症の新薬・ペグビソマント(商品名ソマバート)が6月5日に発売された。
ようやく、使える日がやってきた。

2007年06月08日

ランレオチド

先端巨大症患者が、わが国で使用可能なソマトスタチン誘導体は、
オクトレオチドである。

2007年05月22日

カベルゴリンと心臓弁膜症

パーキンソン病の方だけでなく、
下垂体患者の中には、カベルゴリン(カバサール)を使っている方は
多いだろう。
息切れしやすくなる、
呼吸が苦しくなる、
胸がドキドキするなどの症状があらわられていないだろうか。
だとしたら、ただちに医師に連絡したほうがよろしい。
心臓弁膜症のリスクがあるからだ。
心臓には四つの部屋があり、
それぞれ一方方向にしか開かないように弁がついているのだけど、
血液の順調な流れが妨げられる病気だ。
(健康な方でも軽度の弁逆流はある)

2007年04月18日

甲状腺疾患(その3)

甲状腺機能低下症や甲状腺腫の治療には、
3つのタイプの薬がある。
一つ目は、レポチロキシンナトリウム(L-T4、合成T4)で、商品名は、チラージンS錠。
三つの中では、一番服用するヒトが多いだろう。
二つ目は、リオチロニンナトリウム(L-T3、合成T3)で、商品名はチロナミン錠やサイロニン錠。
三つ目は乾燥甲状腺でチラージン末、乾燥甲状腺(ホエイ)原末、チレオイド錠。
一つ目のL-T4は、一日一回の内服で安定した血中濃度が得られるのに対し、
二つ目のL-T3は、半減期が短く、血中濃度が安定しないため、急激な濃度の上昇による症状をきたしやすい。
三つ目の、乾燥甲状腺散はブタの甲状腺由来の抽出物。
含有される甲状腺ホルモンのT3とT4の比率が違うため、
含有される甲状腺ホルモンの絶対量にばらつきがある。
甲状腺の薬は、副作用がある薬であり、医師の下コントロールされるべき薬である。
他剤との相互作用もある。
絶対に患者の自己判断で増減をしないようにしましょうね。

2007年04月08日

血圧を下げる薬

ワタシは毎日、いろんな薬を飲むのであるが、 血圧が高めなので、下げる薬を飲んでいる。

血圧とは、血管壁に対する血液の圧力のことで、
心臓が収縮して送り出す血液が、血管に及ぼすものが最高血圧。
弛緩した状態で血液が血管に及ぼす圧力が最低血圧となる。
血圧が高いと、体の調子がすべてそれにあわせるようになるので、血管がもろくなりやすい。
他の臓器にも障害が出やすくなる。

うーむ、これはよくない、というわけで、服用しているのである。
血圧のコントロールには、塩分と水分の調節に密接なかかわりがあるから、
塩っ辛い食事は、あまりよろしくない。
体の必要とするナトリウムやカリウムの量もまた、
ホルモンによりコントロールされている。

2007年04月06日

薬の使い上手

下垂体機能低下症の患者の体験を聞いていて、
いつも感じるのは、薬をうまく使いたいという願いである。
副腎ホルモン系は生活のリズムから、
個々人のタイミングと適量を見つける必要があるし、
手技的難しさでいうと、点鼻のデスモプレッソンがそうだ。
だが、薬のコントロール方法の指導は、ほとんどなされていない。
これが分からないんだな。
患者が薬の使い上手になれば、自立へと向かうだろう。
医師にとっても、患者にとっても、幸せなことなのである。
だが、それはもう、指導の実態は悲しい限りだ。

2007年04月01日

ホルモン製剤は日進月歩

ホルモン剤の開発は、生体内のホルモンそのものをつくろうと
することから始まるのであるが、
同じものだと半減期が短かったり、作用が弱かったりして、
薬としては使い勝手が悪い。

2007年03月29日

テストステロン含有軟膏

これまでわが国で承認されたテストステロン薬は、
エナント酸テストステロンという筋肉注射薬だけだと思っていたが、
そうではなかった。ミスリードして、ごめんなさい。
テストステロンを含む軟膏として「グローミン」がある。
本邦で使えない製剤が多いことは改善されるべきであるが、
男性更年期障害の改善に複数の選択肢があったわけである。

当初はその薬物動態も不明であったが、
検討の結果、生理的範囲を大きく逸脱することなく、短期間で吸収・代謝されることが判明し、
実さいの臨床においても、 男性更年期障害にたいする有効性が示された。
日内変動のあるホルモンだけに、
一回テストステロン3ミリグラムを塗布したところ、血中テストステロンが上昇したあと低下し、
4時間後にほぼ元に戻ったという。
(長野赤十字病院泌尿器科天野俊康先生 「性差と医療」200601より)

2007年03月24日

プロラクチン腫瘍は薬で治す

従来は、性腺機能を回復させ、腫瘍を縮小するというものだった。
それが、プロラクチンを完全に抑制することにより、腫瘍を消失させるという
レベルアップした治療目標が視野に入ってきた。

2007年02月28日

カベルゴリンの使い方

カベルゴリン(カバサール)はパーキンソン病やプロラクチノーマの薬である。
先端巨大症は保険外なので適用されないが、高プロラクチン血しょうを伴う腫瘍の場合では、
投与されることがある。

2006年09月10日

ジェネリック

魔法のようにクスリ代を節約する方法がある。
ジェネリック(後発の薬)である。

先発薬メーカーが膨大な開発費をかけた新薬は
開発後二十~二十五年は特許で守られる。
この期間が過ぎると、他メーカーが同じ中身の後発薬を作ることができる。
後発の薬をジェネリックという。

2006年08月31日

IGF1が306に

ワタシは数値に一喜一憂するタイプなので、
よい数値が出れば、帰りの足取りは軽くなる。

IGF1が306であった。
病気になって最下値である。300の前半だ。
前回は461であるから、どーんと下がった。
カバサールが効いたのか、
放射線療法の影響なのか、
何とも分からないけれど、
しばらくは、効果をあきらめかけていた
飲み薬を続けることにした。
数値が下がるだけで、
目の前の視界が開けてきた感じがする。
しょせん、心は身体と数値に支配されていたのだと思うぞ。
心の中で、悪態をついて、ごめんなさいね。 カバサール。

2006年04月26日

カバサール錠は粉砕不可

前回の続報。
ついでの折、
最近懇意にする薬局の薬剤師にカバサールの安定性を聞いてみた。
粉砕の可否を一覧にしたガイドブックを見せていただいた。

2006年04月23日

カバサールの割り線

カバサールを勧められた 
患者からメール質問が舞い込んだ。
うーむ、どれどれ、

2006年03月29日

添付文書を入手するには

薬の副作用が知りたくて、 
ある薬剤メーカーのサイトを訪れた。
添付文書を見たかったのである。

2005年11月13日

タミフル服用後に異常行動

また、「タミフル」だ。
スイスの製薬会社「ロシュ」が製造する抗インフルエンザウイルス剤である。
異常行動や意識障害が報告されているクスリなのだが、
インフルエンザにかかった10代男性2人が、
「タミフル」を服用した後に異常行動で事故死したという。
その報告が12日、日本小児感染症学会であったらしい。

2005年10月31日

カバサール

再手術後、カバサール(カベルゴリン錠)を服用している。
注射薬の「サンドスタチンLAR」が普通なのだろうけれど、
金額的に負担しづらいことを医師に述べると、
ドパミン系列でまだ使っていない「カバサール」を試用することになったというわけだ。

2005年10月09日

ピカ新

「ピカ新」という言葉がある。
ピカピカの新薬という意味だ。

2005年08月31日

サンドスタチンの負荷テスト

再手術で腫瘍を摘出する前のことだ。
入院前に時間をかけて、「サンドスタチン」の負荷テストをした。

成長ホルモンの値である。
(あくまでワタシの数値である。効き具合は、個人差あり)

2005年08月06日

クスリの効き具合

世の中、いろんな事実があるし、
事実は逆らえない。
事実は不可抗力である。
病もまた、しかりだ。

2005年07月20日

サンドスタチン負荷テスト

サンドスタチンの負荷テストをした。
皮下注射をし、成長ホルモンなどの反応を見るのである。

2005年07月14日

アクロメガリー広報センター

アクロメガリーの患者や
幅広い医療関係者にお勧めしたいサイトがある。
アクロメガリー広報センターである。

2005年07月05日

クスリとリスク

「クスリ」は「リスク」の裏返しだ。
そんなことを思う。
いえね。
パーロデルを服用しなくなって、 
妙に熟睡できたり、調子がよくなったものだから。

2005年06月11日

期待のソマバート(ペグビソマント)

薬シリーズ第三弾は、
ペグビソマント。
商品名、ソマバート。

未承認だが、現在国の承認を待つ、期待される新薬である。

2005年06月09日

サンドスタチンについて

 商品名「サンドスタチン」。
和名は酢酸オクトレオチド。
ノバルティスファーマ社が販売する薬である。
 先端巨大症の薬物治療で、主役をはる薬といっていい。

2005年06月08日

ドーパミン作動薬とは

薬のことをもう少し詳しく。
まずは、第一選択肢になりやすい「ドーパミン作動薬」から。

2005年06月07日

副作用を考える

自費出版本「鼻をかまないで」を郵送した方から、
副作用についての心配をつづったメールをいただいた。
患者同士だから、不安な気持ちがよく分かる。
生身の人間が日常生活を送っているのだ。
日常生活やら子育てやら仕事やら、
支障が無いか、気持ちが悪くならないか、
飲む前に不安は膨らむ。
やってみないと分からないというのは、
第三者だからいえるのであって、
退路を断たれたような気がして、ぼやきのひとつもいいたくなる。
ワタシも、「飲むと眠くなるんだよな」と周りによくぼやいている。

でもいう。
薬が合わなければ、
別の薬もあるから、
開き直って、
投与してみたらどうだろう。

2005年06月02日

ソマバートという選択肢

先端巨大症の薬といえば、「パーロデル」などのドパミン作動薬系統と
「サンドスタチン」(酢酸オクトレオチド)の二系統が現在、考えられる。
前者は、高プロラクチンによる排卵障害や乳汁漏出症などの治療に用い、
パーキンソン病の症状を改善する作用がある。
先端巨大症専門の薬というわけではない。
比較的安価(といっても、ワタシの場合、月一万円近く負担している)で、
飲み薬という処方のし易さか魅力だ。
だが、効かない先端巨大症患者は少なくない。
ワタシもコントロール不良だった。
どうもドパミン系列は効かない体質らしい。
となると、
同一系統のカバサールやテルロンも効果が期待しづらい。

2005年04月04日

パーロデルの副作用

いきなり、品のない話で恐縮だが、
パーロデルを飲むと、
おならが出やすくなる。
常にお腹が張った感じになり、
無理をすると痛くなるので、
我慢せず、
こまめにトイレに行くことにした。

2005年03月24日

パーロデルを増やしたら

朝と夜に飲むだけだったパーロデルを
昼間にも飲むようになった。
一日5、6錠である。
昼間に飲むと仕事に影響が出るかと思ったら、
そう、
出ているといえば出ているし、
大丈夫といえば大丈夫。

2005年03月16日

薬を減らしたら

パーロデルを一日四錠、飲んでいる。
だが、事情で病院にいくのが一週間先になり、
薬が足りなくなった。

2005年03月13日

正常化率が下がっている

「先端巨大症の診断の手引き2003年」が発表されて以後、
どの病院でも、治療成績が悪くなっていることをご存知だろうか。
新しい手引きは、正常とされる基準が厳しくなった。
走り高跳びに例えると、いきなり、バーが引き上げられて、
失格になる選手が続出したようなものだ。

2005年03月02日

脳癌(がん)と呼ばないわけは

下垂体に腫瘍が見つかって、
癌(がん)ではないのか、と気に病んだ。
手術後、摘出された腫瘍を分析し、
良性でした、おめでとう、となった。

2005年03月01日

下垂体卒中とは

下垂体腫瘍の重い合併症に、下垂体卒中がある。
視力が失われたり、下垂体機能低下を残したり、
場合によっては死に至る。
防止策はないのか。

2005年02月17日

毎日、毎日、パーロデル

退院後に飲み始めた薬を
「ブロモクリプチン」(商品名パーロデル)という。
赤いパッケージに入った小憎いヤツだ。