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2020年05月31日

検査どう使い分ける(一)

検査方法の特徴について
専門家会議の提言が5月29日、まとめています。
1、PCR等検査
新型コロナウイルスに特異的なウイルス遺伝子配列を
増幅して検出する検査法です。
比較的感度が高い特徴があります。
鼻咽頭や咽頭のぬぐい液等の検体の中に、
わずかでもウイルスの遺伝子が含まれていれば
増幅して検出できるのです。
ただし、この検査は、
感染性のあるウイルス粒子そのものではなく、
あくまで遺伝子を鋭敏にとらえる方法ですから、
PCR等検査が陽性だからといって、
感染性のある陽性、というわけではありません。
検査には専用の機器と熟練した人材が必要で、
検査結果が出るまでに数時間を要するなど
簡便な検査とは言いがたい。
ぬぐう時の医療従事者への感染防止から、
唾液検体を用いた検査法の検討が行われています。

2、抗原検査
抗原検査は、検体の中に含まれるウイルスの成分である抗原に
特異的に結合する抗体と反応させることで、
検体採取時点で感染しているかどうかを 確認できます。
30分程度と短時間で診察室などでも
簡便に検査ができるキットが国内で承認され、
流通が始まったところです。
一方で、PCR等検査と比較すると、陽性になるために
多くのウイルス量が必要であり、
ウイルス量が少ない場合の検出能力が低い。
発症前などの症状に乏しい方の検査には使いにくく、
限界があります。
この検査限界を知りながら使用する分には意義があるのです。

3、抗体検査
病原体に対応するため、体内で作られる「抗体」と呼ばれる
たんぱく質が、血液中にあるかどうか 調べるもの。
過去の感染の有無を確認する検査です。
一般的に抗体がある場合には、
病原体に対する免疫が獲得されているとされますが、
新型コロナウイルス感染症における知見は明らかでなく、
現時点では、過去の感染の確認以上の意義を持たない。
6月初旬に政府は、
地域での感染拡大の状況を把握するために
1万人規模で抗体検査を行う予定です。

すべての検査に共通する留意点として、
いずれも偽陽性(誤って陽性と判定されること )や
偽陰性(誤って陰性と判定されること )が
一定の確率で起こることが 知られています。
(つづく)









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