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難病コラム一筋5000本の下垂体患者・活動家、先端巨大症とホルモン。



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2017年12月24日

圧巻だった慶応副腎講座(二)

「成人の下垂体・副腎疾患」と題して、
腎臓内分泌代謝内科講師の栗原勲先生。
ホルモンの仕組みからよくある病気二つ
解説をいただきました。
ホルモンの病気とは
単にホルモンが高い・低いということではない。
絶妙なバランスが崩れ、
体内環境の恒常性が破たんした状態、である。
こう説明したうえで、
たとえば、機能亢進症。
上位ホルモンは強くブレーキが効いたとしても、
下位ホルモンのブレーキが効かなければ、
恒常性は破たんするわけです。
副腎のアルドステロンの役割に話を進めた栗原先生は、
進化上、アルドステロンは陸上生物から登場する。
本来の機能は食塩を体内に保持することであり、
逆に塩分過剰状態では不要なホルモンだ、
とのべました。
高血圧患者のなかには
原発性アルドステロン症の
方が少なからずいるといわれています。
腎臓の「レニン」、
ブレーキ役でありますけれども、
それが強く効いたとしても、
副腎腫瘍などでアルドステロンが多けりゃ、
ブレーキは効かない。
よって塩分が過剰になり、高血圧になる。
先生のレジュメには、
上位ホルモンと下位ホルモンの関係が図で描かれ、
だから、どうして、が解説されていきます。
次は「機能低下症」です。
上位ホルモンがブレーキを弱めても増えない、としたら、
下位ホルモンも、ブレーキを弱めても増えないのです。
そして、恒常性は破たんする。
視床下部・下垂体・副腎系の役割ですね。
副腎のコルチゾールには
抗ストレスの効果があり、
外部からのストレスに対して
迅速に反応して、
下垂体・副腎から、
ACTH・コルチゾールが分泌されるわけです。
下垂体機能低下症は、
下垂体から分泌されるACTH、
ブレーキを弱めても増えない、のであって
副腎からのコルチゾールは
ブレーキを弱めても増えない。
よってストレス過剰から、
倦怠感などの
症状が出てくるわけです。
副腎の文字に(萎縮)と書かれています。
そう、副腎が縮んじゃうんですね。
まとめると、
本来あるべきバランスが崩れているかどうか。
それが病気の診断であるということです。
(つづく)









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