HAMUの、先端巨大症って何とかならんか!

難病コラム一筋5000本の下垂体患者・活動家、先端巨大症とホルモン。



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2014年05月31日

安全・有効性の水準守って

混合診療を拡大したい首相の考えを踏まえ
選択療養をめぐる攻防は、
保険外併用を実施する医療機関の拡大へ
焦点が移ったようです。

2014年05月30日

ルール説明(三)

疾病対策部会(5月28日)はルールの説明だけですから、
議論はまだ始まっていないのですが、
ワタシ、今回、整理されたように、
医学的な議論と患者団体の意見は
分けたほうがいいと思うのです。

ルール説明(二)

疾病対策部会(5月28日)のウオッチング。

ルール説明(一)

重症度基準の議論は、
法案が成立してから出てくるよ。
そう当ブログでも書いてきたつもりなのですが、
ボクシングに例えると、
短いラウンドで決着がついてしまうでしょうから、
よくルールを聞いておきましょう。
疾病対策部会(5月28日)のウオッチング。
JPA事務局ニュースこちら
参照してください。抜粋です。
第3議題の指定難病検討委員会(仮称)の設置です。

受給者証手続きは

疾病対策部会(5月28日)の内容が入ってきました。
傍聴したJPAの事務局ニュースによる。
こちら

2014年05月28日

厚労省スタイル

JPA総会ではたくさんの来賓から
あいさつをいただいたのですが、
厚労省の佐藤敏信健康局長のあいさつに
なんだか胸が熱くなりまして、
患者団体も当然頑張ったのですが、
厚労省の職員も日夜、頑張っているのですね。
そのことを当ブログの読者にも
知って欲しくて、要旨を紹介します。

指定難病検討委が設置か

厚生科学審議会疾病対策部会が5月28日、
開かれました。
資料を見る限り、
指定難病検討委員会(仮称)の設置が決まったようです。
同部会は難病対策委員会の親部会で、
メンバーも重複しますが、
患者団体は入っていません。
こちら

規制会議は焦っているか

無理筋の選択療養制度(仮称)の
創設を求める意見を規制改革会議が28日、
とりまとめました。
こちら

費用対効果は具体例検討

5月28日、中医協費用対効果評価専門部会と総会が開かれました。
こちら
具体例を用いた検討が始まりました。

規制改革会議が提言か

規制改革会議は5月28日の会議で、
「選択療養」を提言したもようです。
日経が報じました。
記事は「規制改革会議の提言をふまえ、
6月にまとめる成長戦略をにらんだ
政府内の調整が最終局面に入る」としています。

来年度予算厳しくなりそう

第8回経済財政諮問会議(5月27日)のあとの記者会見で
こんな質問が飛び出しました。
来年度予算編成において、
民間議員ペーパーで、
見合う財源なくして歳出を増やせる状況にはないと
強調されている一方で、
法人税減税については、
基本的にはネット減税をしてほしいと、いう。
法人税と歳出でどうして
これだけ考え方が違ってしまうのか。

2014年05月27日

法の成立は第一歩(三)

JPA総会と国会請願での各党あいさつを
引き続き紹介します。
野党の続きです。

法の成立は第一歩(二)

26日は週明けであり、
午前中は移動時間ということで、
多忙な中、駆けつけていただいた、各党議員に感謝。
JPA総会と国会請願での各党あいさつを紹介します。
野党です。

法の成立は第一歩(一)

5月25、26の両日は、
日本難病・疾病団体協議会の総会や国会要請行動で
各会派の挨拶が続きました。
2法案成立直後、ということもあり、
どの挨拶も、実感こもごも。
共通して語られたのは、
この法律がゴールではなく、
第一歩なんだ、ということです。
要請行動では到着順、総会では会派の大きな順に
紹介されました。
一部、抜粋して紹介しますね。
まずは与党から。

2014年05月26日

JPA請願署名を提出

難病法案と児童福祉法案の成立を受けて、
いよいよ法律の具体化が焦点に移ります。
日本難病・疾病団体協議会(JPA)は5月26日、
総合的な難病対策の充実を求めて、
国会請願行動を行いました。
集まった署名は、78万4151筆になりました。

2014年05月25日

実感こもごも

難病法案と児童福祉法改正が成立した余韻冷めやらぬ
25日に開かれた第10回JPA総会です。
正規の報告はのちのちJPAから出されるでしょうが、
伊藤代表理事のあいさつに、実感こもごも。

28日に疾病対策部会

第1回 厚生科学審議会疾病対策部会が
5月28日午前中に開催されます。
議題は、難病対策について、その他。

2014年05月24日

附帯決議の重み

2法案の附帯決議を紹介しました。
採択されますと、
田村大臣が「ただいま決議になられました
附帯決議につきましては、
その趣旨を十分尊重いたしまして
努力いたす所存でございます」と答弁をします。
お約束といえば、お約束なんですが、
そもそも、附帯決議というのは、
政府が法律を執行するに当たっての留意事項なんですね。
だから、大臣が趣旨を尊重すると述べるのです。
法律ではありませんから、
法的拘束力はありません。
政治的な効果に限定されます。

児童福祉法の附帯決議

5月20日に参院厚生労働委で採択された
児童福祉法の一部を改正する法律案に対する
附帯決議は次のとおり。

参院の附帯決議

参院厚生労働委(5月20日)では、
難病法案に対し、附帯決議が採択されています。
全文を紹介します。

ありがとう国会

5月26日、難病法案と児童福祉法の一部改正案が可決成立しました。
日本難病・疾病団体協議会(JPA)の声明は
こちら
声明は「法制化により、難病対策の制度的基盤が確立し、
対象疾病数が大幅に増えること、
難病医療費助成についての予算の義務化が実現することを
心から歓迎するとともに、
この法律を根拠に、
治療研究の推進、福祉・就労・介護・教育などの
社会的施策の拡充など、
総合的な難病対策、小児慢性特定疾病対策の
一層の推進を願うものです」としています。

2014年05月23日

火鼠の皮衣

選択療養については、
自爆した感のある規制改革会議ですが、
楽観視はできません。

2014年05月22日

6.15講演は要予約

間脳下垂体機能障害の患者・家族向け、
東京難病団体協議会が6月15日に開く
医療講演会は、いつもの下垂会主催と違って、
予約が必要です。
申込み・問合せ先は
東京都難病相談・支援センター
(業務受託)NPO法人 東京難病団体協議会
詳しくはこちら
講師は肥塚直美先生(東京女子医教授)
テーマは
間脳下垂体機能障害(ホルモンの病気)との付き合い方
~病名・症状・治療法・これからの治療全般について

患者起点とは(三)

この議論が落ち着くべき点はあるのか。
あります!
それは、同じようなことが過去にもありまして、
保険外併用療法ができた2004年大臣合意にヒントがある。
厚労省審議官が次のように述べています。

患者起点とは(二)

林弁護士が次に示した論点は
エビデンスレベルの問題です。
□選択療養の申請の際のエビデンスについて、
厚労省は現行の評価療養とほぼ同じだという。
ならば、評価療養の前段階である、
患者が選択した治療としての、
患者自身の保護の観点で必要な安全性などの
確認としては十分なのではないかと思う。
これに対する厚労省の反論。

患者起点とは(一)

規制改革会議は、患者のために薬を
いち早く使えるようにする正義の味方と思いきや、
早さの議論は生産的ではないのだという。
岡議長の「采配」により、
規制改革会議側の林委員(弁護士)が発言をします。

時間短縮は生産的でないんだって

規制改革会議の議事(4月23日)の流れをウオッチング。
倫理審査委員会がエビデンスの保証になるか、と
中央段階での審査時間短縮の論点です。

2014年05月21日

無用の診療、生む・生まない

選択療養を提案した規制改革会議(4月23日)です。
厚労省審議官が入室する前に
作戦会議をするのです。
稲田大臣が自分たちの資料に矛盾点を見つけまして、
やりとりが議事録から読めます。
こちら

実験動物ではないぞ

規制改革会議の記者会見(4月23日)では、
岡議長がなぜ「評価療養」では満足できないのか。
こんな発言をしています。

エビデンスにはレベルあり

安全を確認するレベルの話です。
エビデンスにはレベルがあるのです。

20140521.gif

こちらから抜粋しました。

参院委で全会一致採択

難病法案と児童福祉法改正案は5月20日、
参院厚労委で終日審議され、
両法案ともに全会一致で採択されました。
採択された2法案のそれぞれに、
全8会派(自民、民主、公明、維新、結い、みんな、共産党、社民)
共同提案による附帯決議案が提案され、
全会一致で採択されました。

2014年05月20日

有効性は放っておいていい?

第28回(3月27日)の規制改革会議、
議事録18ページ目で、
岡議長がこんな提案をしています。
「安全性・有効性は同列ではなく、
『安全性』と『有効性』であって、
特に重要なのは安全性なのではないか。
有効性については、患者が自己負担で
お金を払っているのだから
放っておいてもいいわけだ。
ただし、安全性はそういうわけにはいかない。
私はちょっと極端な言い方をしているが、
安全性と有効性は分けて考えた方がわかりやすい」

救済願望の無謀(三)

「選択療養(仮称)」への懸念に応える、と称して、
規制改革会議は資料を配布しました。
こちら

救済願望の無謀(二)

岡議長と記者のやりとりは支離滅裂になっていきます。

救済願望の無謀(一)

規制改革会議(4月23日)の記者会見録が
内務省サイトで公開されました。
こちら
選択療養(仮称)の創設がこの日のテーマです。
規制改革会議側は、何度も繰り返して
救い切れない困った患者がいるからこの制度をつくるといいます。
記者は「実際その人たちの姿が全く見えてこない。
岡議長に個別には聞こえてくるけれども、
そういう声が上がってこないというのは、
制度を変える理由としてはかなり薄弱なのではないか」

2014年05月19日

「守る」と「変える」

あす参院厚生労働委で難病法案の採決があります。
当事者間の意見交換をざっくり振り返りますと、
「守る」のか「変える」のか。
二つの箱のどっちに入れるか。
振り分けの連続でもあったと思います。

割の合わない規制外し

難病やがん患者のため、
選択療養(仮称)は、やめさせないといけません。
自己負担の面からこちらで書きましたが、
安全面でも問題は多い。
選択療養をごり押ししたら、
数年後には日本中で医療訴訟が起きますよ。

2014年05月18日

患者会の政策推進力

難病法案は5月20日の参院厚生労働委員会
10時~17時の審議を経て、
この日に採決する予定です。

2014年05月17日

過疎に揺れる二次医療圏(三)

難病対策は、都道府県事業であるのが
政令市に移行されていくのですが、
五大市のように財政力のある市だけではありません。

過疎に揺れる二次医療圏(二)

難病に限らず、医療体制は二次医療圏を基本としています。
ですから、難病対策も二次医療圏を念頭に
置かざるを得なくなります。

過疎に揺れる二次医療圏(一)

5月15日の参院厚労委では、
自民と民主の新旧政務官が論戦に立ちました。

カネか命か

選択療養問題の根っこにあるのは、
「カネ」か「命」か、だと思うのです。
保険収載されずに、
高額な薬を使い続けなければいけなくなれば、
カネのある人は、命を買える。
しかし、命を守れない人が多数出る。
その時、日本という社会は本当に壊れてしまう。

薬が第一選択肢

東北地方のプロラクチノーマ患者から
電話がありまして、
外科医からは手術を
内科医からは薬の投与を推奨されて、
どう考えればいいか悩んでいるというのです。
診断と治療の指針では、
薬が第一選択肢です。
こちら

2014年05月16日

現行制度で十分

5月15日の参院厚労委では、
足立信也議員(民主)も
選択療養をとりあげました。
保険外併用療法があれば、
現行制度で十分だ、という角度の質問です。

皆反対まるで皆既日食

難病法案の実質審議、二日目の厚生労働委(15日)です。
選択療養費制度を願う団体は
一つも存在しないことが
滝本純生・内閣府規制改革推進室長の答弁で
明らかになりました。
質問者は小池晃議員(共産)。
「保険支払い側も受ける側も患者団体も
みんな一致して反対しているなんて、
皆既日食みたいなもので、
めったいにないことだ。
完全に拒否されたのではないか」と内閣府に断念を迫りました。

子ども後回しでいいのか

14日の質疑の最後に
五十嵐参考人は、
小児が後回しになりやすい、
我が国の社会保障のありようにコメントしました。

切れ目のない支援(二)

トランジション問題の議論を続けます。
小西洋之議員(民主)の質問に
親の立場から、福島慎吾参考人は、
「難病や慢性疾患は20歳で
治るわけではない」とのべました。
医師の立場から、五十嵐参考人は、
「トランジション、大人への移行は、
難しい問題を抱えている。
大人の診療体制が臓器別になっており、
移行がなかなかうまくいかない
理由の一つとなっている」とのべました。

切れ目のない支援(一)

児童福祉法改正の審議、
厚労委(14日)の後半部分です。
未解決の課題、中でも話題になったのは、
トランジション(キャリーオーバー)問題でした。
子どもから大人への
切れ目のない支援の実現へどうするか。

実務上の課題は

参院審議の実質初日となった5月14日、
法律が成立したあとが課題山積であること、
こもごも語られました。
栃木県知事である福田富一参考人は、
全国知事会社会保障常任委員長であり、
実務を担当する立場から、諸事項をのべられました。
課題の共通認識を作るため、
要点を書き出しました。

300疾患限定でない保障を

難病法案の参院厚生労働委(5月14日)を引き続き。
福島みずほ議員(社民)は、
患者当事者が非常に頑張って、
国会の中に、超党派の議員連盟もでき、
様々な推進力で法案ができたことも
本当に良かったし、
三百疾患に対象が拡大し、
法律ができて、新たに施策が始まる、として
参考人の尽力に心から敬意を表したい、とのべました。

選択療養は時代に逆行

小池議員は、混合診療の問題に質問を進めました。
規制改革会議が、
困難な病気と闘う患者のためにと称して、
選択療養案を示した問題です。
「保険収載されていない治療を
医師と患者が書面で合意をすれば認める、
保険収載を想定しない治療を進めるというが、
決して難病患者の期待しているような
ことではないと思うがどうか」
たずねました。

運動の成果と小池氏

難病法案を審議する参院厚労委(5月14日)
参考人質疑の続きです。
衆院段階で日本共産党は、
法案に独自修正案を出し、否決されたあと、
法案に賛成する立場をとりました。
小池晃議員(共産)は、これまでの難病対策が
予算事業で行われ、非常に不安定で
自治体の超過負担があったのが解消され、
法制化をされ対象疾患も大幅に広がることから、
「患者団体の長年の取組の成果が実ったものだ」とのべました。

2014年05月15日

人間の多様性

長沢広明議員(公明)は、難病対策の基本理念について、
具体化するうえでの課題について、たずねました。

2014年05月14日

カーボンコピーじゃないぞ

さて、当ブログ読者の皆さん。
これまでのところ、
難病法案の参考人質疑、参院と衆院で
どう違うのか、わかりますかね。

参考人に質疑

参考人に対する質疑です。
14日参院厚生労働委員会。
正確さより早さを重視しますから、
後日、必ず議事録で精査してください。

参考人3氏が発言

衆院厚生労働委員会(14日)での参考人の発言です。

参院審議始まる

内閣提出の難病法案は
児童福祉法改正案とともに
衆院での審議を終えて、
参院厚生労働委へ5月12日に
付託されました。
13日に趣旨説明があり、
14日午後から参考人質疑が始まります。

2014年05月13日

患者目線の議論にしきり直せ

社会保障制度改革推進法の
「保険給付の対象となる療養の
範囲の適正化等を図る」は、
医療抑制のテコに使われようとしています。

2014年05月12日

範囲の適正化とは

政府は医薬品の保険適用に際して、
費用対効果の観点を導入することを検討しています。
2016年度の診療報酬改定で
試行的導入も視野に入れています。
こちら
費用対効果評価専門部会は今月中にも
検討課題の議論に入るようです。

2014年05月11日

派遣と薬事

選択療養(仮称)を推進する理由として
「規制改革会議」は、
選択肢を増やすだけで、
国民皆保険は守られますというのです。
原則が崩れると、ろくなことが起きない。
労働法制と似ています。
規制を外せば、社会が壊れる。
もうどうにもとまらない!

2014年05月10日

日本の良さがあるはず

医療技術評価(HTA)という課題でいいますと、
財務筋、はしゃぎすぎだと思うのです。
価値観の整理も出来ていないというのに、
キーワードが浮上してきたら、
それっとばかりに流行り始めて、
膨れ上がる医療費を節約する
保険外しの切り札になりそうだと、
舞い上がっているんじゃないかしら。
議論が性急に過ぎるのです。

具体例を出せない規制委

選択療養をめぐる議論でおかしいのは、
規制改革会議は、具体的な病名、治療法、
出さないのですね。
どういったケースで、選択療養が必要になるのか。
具体的に論じることができないでいます。
規制改革会議側が唯一あげていたのは、
カフェイン療法でした。

選択療養の国会論戦

選択療養制度をめぐっては、民主党の二人の議員が
違う立場から質問をしています。
参院決算委(4月14日)では、牧山ひろえ議員が
取り上げました。

仮想と実証が混在

QALY(質調整生存年)を使った
英国流の医療技術評価を、
日本は真似てはいけません。
上限を超えたら、
一部であれ全額であれ、
自己負担してくださいね、という設計そのものが、
切り捨てられる患者の側から見れば、
欠陥商品になるからです。

薬は誰のためにある

薬は誰のためにあるのか。
こう問われたら、
「それを必要とする
患者のためにある」
ワタシは患者ですから、そう答えます。

2014年05月09日

両者並ばず

新薬の開発を進めるために、
新薬創出加算という制度があります。
20140509-01.gif

こちらから抜粋しました。
4月22日経済財政諮問会議・産業競争力会議合同会議、厚労相資料

優しい日本語で書いて

国民にとって都合の悪いことは
小さく、しかも、わかりにくく
書く癖が内閣府にはあるようです。

20140425-01.gif

こちらで一度載せた資料なのですが、
政府の資料は万人が読むのですから、
もっとわかりやすく、
優しい日本語で
書く努力をするべきだと思うのです。

2014年05月08日

再評価と保険外し

いったん保険収載された医療を
費用対効果の観点から保険外しを行うという考えは、
日経新聞の報道(2014年2月2日)に引き続き、
麻生財務相の提案(こちら)と続いたわけですが、
それまでは、
「費用対効果などの観点から
常に再評価される仕組みを構築」
といった表現でした。
社会保障制度改革国民会議報告書2013年8月6日
「再評価」と「保険外し」は違います。

2014年05月07日

英国のドラッグ・ラグ

英国では、ドラッグ・ラグが相当ひどい。
抗がん剤の36%しか通っていないそうです。
欧州の他国では使える薬が、
英国では、QALYを償還の可否判断に使っているため、
効率が悪いとされた薬は使えないのです。
費用対効果評価専門部会では、
英国の惨状が話題になり、
「QALYは、患者にとっては欠陥商品」との声まで飛び出しました。

藁をつかませるな

溺(おぼ)れている人は
藁(わら)をもつかむ思いがするもんです。
ただ、救命をする側が、
万策尽きたとしても、
藁をつかませてはいけません。
弱みにつけこんで、
川面に藁を放り投げようとする詐欺師たちを
取り締まるのが、本当の政治の役割だと考えます。

2014年05月06日

命の重みハウマッチ

前ブログで、選択療養(仮称)の狙いは、
保険外しであり、
がんや難病といえど、例外ではなく、
むしろ、効率の悪さから、
公的保険から外れるかもしれない可能性を書きました。

なぜ第三の選択肢

保険外併用療法という今のルールで
解決できることなのに、あえてなぜ、
第三の選択肢たる選択療養(仮称)が必要なのか。
いいか悪いかは別にして、
麻生財務相の説明が一番、あけすけでわかりやすい。

2014年05月05日

162万円の免疫療法

がんの免疫治療です。
ある民間クリニックが、全額自己負担、
自由診療で提供していまして、
一回投与税込27万円。
1クール6回投与で162万円。

選択療養で失うもの

規制改革会議が主張する「選択療養」(仮称)が
もたらすであろう医療は、
ちっとも新しいものではありません。
医師の「感」が頼りの、昔ながらの医療へ逆戻り。

2014年05月04日

医療壊す選択療養(二)

小池氏は、患者負担の問題に議論を進めます。

医療壊す選択療養(一)

国会論戦に目を転じましょう。
選択療養(仮称)をめぐっては、
参院厚生労働委で共産党と自民党がとりあげています。
4月1日で小池晃議員(共産)は、
保険外併用療法という今のルールで
解決できることなのに、あえてなぜ、
第三の選択肢たる選択療養が必要なのか。
切り込んでいます。
答弁者は、滝本純生・内閣府規制改革推進室長。

2014年05月03日

「モルモットと同じ」と聞かれたら

患者会におりますと、
治験に参加するかどうか、
相談を受けることがあります。
ときどき、自分のことを
モルモットと同じだ、と卑下される方がいます。

薬事行政の岐路にある

人における試験を一般に「臨床試験」といいます。
「くすりの候補」を使って、
国の承認を得るために行われる臨床試験は、
「治験」と呼ばれています。
「選択療養制度(仮称)」では、
国の承認を受けない薬であっても、
一定の書類さえ揃えれば、
医師と患者の了承で使えるようにしましょう。
最近は、国の審査時間、短縮されていますから、
ルール変更の実質的違いは、
治験による安全性・有効性の検証を
省略するか否か、になるのだと思います。

碑の前で会議してみたら

規制改革会議の「選択療養制度(仮称)」です。
未承認薬をなし崩し的に普及するもので、
入口も出口も、
安全性を担保するプロセスがほとんどありません。
社会の仕組みがうまく回るようにするためには、
薬を処方する医師と使う患者だけでなく、
製薬会社や薬を承認する国の役割を
考えなくてはいけません。

2014年05月02日

時間かけ議論したほうがいい

次期診療報酬改定に向けて動きがありました。
4月23日には、中央社会保険医療協議会総会、
診療報酬基本問題小委員会
費用対効果評価専門部会
薬価専門部会と相次いで開かれました。

後付けの理由

規制改革会議は、
選択療養(仮称)で実績を積めば、
評価療養につながり、
保険収載への道が開くという論理を打ち出しました。
これにたいし、規制改革会議(4月16日)では、
ある委員が違和感を指摘しています。

総合的に見て

規制改革会議には、
選択療養(仮称)を導入すれば、
保険財政を圧迫するという声も届いているようです。
これまで無保険だった分を
保険適応させるわけですから、
そういう意見はあるでしょう。
翁百合委員(株式会社日本総合研究所理事)が
規制改革会議(4月16日)で、次のように反論しています。

稲田氏「保険収載落ちたものでも」

選択療養制度の範囲について、
稲田内閣府特命担当大臣(規制改革)は4月16日、
「選択療養を認めることは、
最終的には仮に保険収載から落ちたものでも、
やりたいと思っている人で
それが安全なもので、少々効力、
有効性もあるのであれば
そこは認めていくのですというところは、
打ち出し方も難しいでしょうけれども、
私はやる必要があると思います」とのべました。
第29回規制改革会議での発言。

広げて狭めて広げる制度

医療には不確実性、不可逆性があります。
新しい医療技術は
実施する医療機関を限定して、試してみる。
その後、大丈夫そうだったら、
全国の医療機関に広げる。
近くの病院で治療できないというのは、
不便ではありますけれども、
これはこれで、安全第一に進める上での、
知恵だと思うのです。

2014年05月01日

生涯ハケンと同じ

岡議長の規制改革会議(4月16日)の会見。
「選択療養なるものが積み重なっていけば、
そこから評価療養につながっていく。
評価療養につながるということは
その先が見えてくる。
むしろ今の状態と、この選択療養ができた状態を比較したら、
患者にとっては将来の保険収載につながる
現在のルートに加えて、追加のルートができるわけで、
これができたために
今あるルートがなくなってしまうわけではない」
どこかで聞いた理屈だなと思っていたら、
そう、派遣労働を正当化する時の
理屈とそっくりなんです。

ニーズは保険収載こそ

規制改革会議の岡議長は会見で
「患者ニーズ」という言葉を多用します。
ワタシ、「ニーズ」という言葉は曲者だと思う。
快適性に関する部分は「ウオンツ」でしょう。

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