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難病コラム一筋5000本の下垂体患者・活動家、先端巨大症とホルモン。



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2012年11月29日

疲労を科学する(一)

下垂体の病気は疲れの病気であって、
疲れや痛みのほかの難病、
他人事ではない気がしまして、
誰にもわかってもらえない。
俺だって疲れている、大変だ。
詐病じゃないか。
職場や周りの視線の痛さ、ですね。
この辛さから抜け出すには、
医学的に評価すること、大事だと思うんです。
そうしないと、ちょっとしたことで、
退職に追い込まれ、貧困と病態の悪化という
坂道を転げ落ちていく。
患者が不利益を受けないよう、
患者が働き続けるのに
どんなことに配慮すればいいのか。
周りに理解を広げるためにも、
診断基準は大事だと思うのです。

難病対策の目的の一つは、
診断と治療の基準をつくることです。
平たく言えば、医療のマニュアルですね。
病気を詳しく調べて、解決の道筋を見出していくわけです。

厚労省は慢性疲労症候群(CFS)の
新たな診断基準をつくろうとしています。
研究成果が11月28日、サイトにアップされました。
厚生労働科学研究データベースから
201122015Aを検索すると出てきます。
疲れって、自覚的なものでしょう。
それを科学の目で捉えて、評価する。
疲労をどうやって評価するのか。
興味があって、一読しました。
専門家が書いた専門家向けの文書は読み方がありまして、
要約だけ見てもいい。
結論から読むのがよろしい。

いまの慢性疲労症候群(CFS)の診断基準は、
問診票を用いた症状診断と
臨床検査による除外診断を組み合わせたものです。
たとえば、ホルモンの病気ではないか、など
ほかの病気にまぎれていないかを除いたもの、
であって、疲労そのものを
客観的に評価したわけではないようです。
ですから、CFS患者については、
まずは、疲労診断を正確に行うこと。
ここからスタートしないといけないのです。
そこで、いろいろな検査法をつかって、
病態を見極めて、どんな検査法ならば、
客観的に診察できるかどうか。
調べてみたのです。
信頼性のある評価方式でないと、
支援は受けられません。

現在のCFS診断基準は、客観性に乏しい。
慢性疲労症候群という病名は、
とても損をしていると思うのです。
現代人なら大なり小なり、
日常生活において疲れを自覚しているでしょう。
疲れが単に続いているにすぎないと、
誤解や偏見を受けている患者が多いようです。
医師の中にも、
CFSの存在自体を懐疑的にとらえる方がいるようで、
客観的な疲労の評価法の候補を
いろいろ試したリポートというわけです。
(つづく)









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