HAMUの、先端巨大症って何とかならんか!

難病コラム一筋5000本の下垂体患者・活動家、先端巨大症とホルモン。



« 難病の不平等、障害者の谷間(四) | メイン | 荒野の55人と水戸黄門 »

2012年11月02日

難病の不平等、障害者の谷間(五)

野党時代の民主党PTがつくった障害者政策です。
「わが国における障がい者に係る予算は、
諸外国との比較において、
GDP比で低い社会支出と国民負担率」であって
「OECD平均値並み」(GDPの0.392%)の財源を確保するには
いまの0.198%(1兆1138億円に相当)から
倍加して2兆2051億円としなければいけない」
この考えが後退したことから、
ボタンの掛け違いは生まれたのではないか。
民主党がさまざまな公約を後退させていった2011年5月26日、
民主党調査会は「あるべき社会保障」の実現に向けて、
という文書を発表します。
こちら
「高額療養費制度と難治性疾患自己負担の
あり方の連続性・整合性」という項目があります。
「疾患によって医療費負担の仕組みが異なるという
制度を拡大していくことは困難である。
比較的高額で長期にわたる療養を必要とする場合の
負担軽減策を検討する」
何のことはない。難病の対象は増やせないから、
高額療養費制の改善をするんだと、
いまの方向性とは逆のことが書いてあるのですね。
この辺は、政治の流れを知る面白さです。
くわしくは、こちら
高額療養費制度の改善は
窓口100円加算への反発もあって、とん挫します。

高額療養費制度は誰もが使える制度です。
難病限定じゃない。
ワタシは両方とも必要だと考えますが、
どちらかひとつ、という発想なのが読み取れます。

余談ですが、このとき与党は、
みみっちい負担軽減策を持ちだします。
大病院の初診は紹介状がないと何千円か取られますでしょ。
あれを負担軽減をしない代替案として
出してきたんですね。
初回の何千円か安くするから、という
お茶を濁しで、
「再分配機能の強化」を名乗っていまして、
さすがにすぐに消えましたが、
当時はあまりの、いじましさに
笑い飛ばすしかなかった。

高額療養費制度の改善が暗礁に乗り上げ、
一時期、ワタシは、ひょっとして
表向きは「一体改革」を優先したように見せて、
わざと流産させたのではないか。
そう疑っていたのです・
しかし、高額療養費の改善は再び、
社保審部会で議論される流れです。
注目しています。

全部の検討過程が分かっているわけではないのですが、
政府与党ではいろいろな変遷を経て、
今回の疾患数拡大に至ったこと、想像できます。
難病に関しては、
まだまだいろいろなことが起きるかもしれません。
ウオッチングはまだ延々と。
(おわり)









名前・アドレスを登録しますか?






http://toubyouki.sub.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/3635

HAMUの自費出版闘病記
HAMUの姉妹サイト
過去の記事
テーマ別
最近の記事
最近のコメント
トラックバック
記事の配信
システム
ブログランクなど

Copyright HAM. All rights served.