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難病コラム一筋5000本の下垂体患者・活動家、先端巨大症とホルモン。



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2012年11月30日

HPA系は命の基本

リストラが横行する現代はストレス社会でしょうが、
古来、狩りをして日々の生活が
飢えや命の危険と直面していたご先祖様も
さぞかし、ストレス社会だったことでしょう。
あと、身体にとっては「高熱」なんてのも、
ストレスに入ります。
いやいや、人間がサルの時代、
さらにその前、と進化の系譜を
ずっとさかのぼって、
ストレスとたたかう体の仕組みを考えてみましょう。
ストレスと闘う仕組みに
二系統あること、書いてきました。
ひとつは自律神経、もうひとつはホルモン系統です。

副腎系列のホルモン分泌の仕組みは、
視床下部─下垂体─副腎系:英語の頭文字をとって、
HPA系と呼ばれます。
ストレスホルモン(グルココルチコイド)の分泌を
加減することで、
ストレスに対処する仕組みです。
これは、生命の進化の過程では、
かなり初期にできたものです。

そもそも人間も含めて、
生命体は35億年前から「代謝」を行っています。
代謝がなければ、
変化しつづける環境のなかで、
生き続けることはできません。
身体の細胞の中では、
常にリニューアルが行われている。
だから、人間は何十年も生き続けることが
可能なのです。
生命が進化するにつれて、
高度な代謝形態を持つようになり、
それぞれを専門的に相う器官があらわれます。
下垂体や副腎、甲状腺、いろいろな内分泌腺です。

脳は人間の生理構造全体、
生きていくことのすべてを統括する器官であって、
神経とホルモンの二系統である理由です。
生物が進化する過程では、
ホルモン系統が神経よりも先にできたからです。

生命維持に必須のHPA系ホルモンは、
感染や高熱などのストレスに抗して、
下垂体から副腎皮質ホルモンを
たくさん出しなさいと命令します。
逆に、多すぎると減らす命令が出されます。
負のフィードバックと呼ばれる仕組みです。
この絶妙な仕組みは、
生命の基本にあたるのでしょう。

日内リズムは24時間周期です。
夜行性の動物は夜に覚せいするとき、
もっとも高いようです。
人間は、起床時にピークとなり、就寝時が最も低い。
古来より、人間の生理的なリズムに合わせてあるのですね。
クッシング病やクッシング症候群は、
日内リズムがなくなり、
ずっと高い状態の病気、ということになります。












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