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2012年10月27日

谷間をひも解く(一)

時計の針を4年前、旧政権末期に戻して、
「制度の谷間」を歴史的にひも解いてみたい。
30日の難病対策委員会が開かれる前に、
書いておこうと思うこと。
もうひとつの「谷間」の問題です。
こちら
次の難病対策委員会で
数百の難病リストが発表されるかもしれません。
そこに、数は多いけど痛みや疲れの病気、
ちゃんと入っているかしら。
慢性疾患と難病は違います。
ここを見誤ると、「谷間」の全体像が見えなくなります。
病人の数が多かろうが、少なかろうが、
大変な病気は大変なのですから、
注目点であります。
障害者基本法、骨格提言、総合支援法という流れでいえば、
骨格提言までは、「慢性疾患に伴う機能障害を含む」と記していた。
それが、いつの間にか、総合支援法では
「比較的まれ」な難病だけが焦点であるかのようです。
この問題の背景には極力、制度の変更を伴わない、
政府の強い意志があるとみます。

いまの政府の考えは、昔の資料に案外答えが書かれていること、
まま、ありまして、
4年前の資料は、こちら
この資料は、旧自立支援法のもとで、
対象の見直し作業がなされたとき、
難病は障害の範囲に加えるのは、早すぎるという結論を
導き出すためのものです。
当時としては、難病を認めない理由を次のように記しました。

「(難病を身体障害に含めることについて)
身体障害の認定については、
身体機能に一定以上の障害が存在していることや、
その障害が固定又は永続していることなど、
これまで一定の考え方に基づいて行ってきているところであり、
難病を身体障害に含めることは慎重に検討すべきではないか」

当時の患者運動は、自らの内部障害を障害者として、
少しずつ認めさせていました。
最近でいえば、肝臓の一部が入っています。
堤防に針の穴を少しずつ広げるがごとく、
たたかいの歴史があります。
この資料で政府はあいかわらず、
傷害固定の原則を理由にしていますが、
理由としては、合理性のあるものではありません。
当時は、患者団体が委員参画していませんし、
まともな議論もなく、
道理なく、政府が押し通したのでした。
(つづく)









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