HAMUの、先端巨大症って何とかならんか!

難病コラム一筋5000本の下垂体患者・活動家、先端巨大症とホルモン。



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2012年07月26日

カットオフ

一昔前でしたら、
医師の経験で処方されていたかもしれません。
いまは、科学的な根拠のある治療が重視され、
どれくらいの数値ならば、
治療開始するのか、しないのか。
統計的に割り出される数値がありまして、
カットオフ値といいます。
つぎのグラフを見てください。

rouei.jpg

「あたり」か「外れ」か。
要は治療するかしないか。
イエスかノーですから。

真に疾患に罹患している者で検査の結果が陽性と
でる確率を敏感度といいます。
普段私たちも、ラジオ電波の感度がいい、悪いといいますでしょ。あれです。
特異度とは、
真に疾患に罹患していない者で検査の結果が陰性と
でる確率です。
それぞれの値が高いほうが、「当たり」が多く、
いい検査、ということになります。
しかし、両者はトレードオフの関係にあり、
一方を高くすると、一方は落ちるのです。
カットオフポイントをAからBへあげると
敏感度がさがり、特異度は上がる。
病気の見逃しは多くなるが、
よみすぎは少なくなるのですね。

この矛盾をどう解決するか。
複数の検査を取り入れたり、
性別・年齢別に細かくしたり、します。
ほら。成長ホルモンでも、
政府の研究班ががんばって、
一歳刻みのこまかなIGF1基準値、つくられましたでしょ。
むだな治療は保険財政にとっても本人にとっても
不幸なことですから、
難病の研究班は、診断基準をより正確にする努力を
行っているんですね。









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