HAMUの、先端巨大症って何とかならんか!

難病コラム一筋5000本の下垂体患者・活動家、先端巨大症とホルモン。



« 2010年09月 | メイン | 2010年11月 »

2010年10月31日

障害定義どうする(六)

障害者定義の議論の続きです。
長瀬委員(東大)は、
米国の障害者法(ADA)が社会モデル的な差別禁止法であり、
インペアメントがあれば差別とみなされる構成であることを紹介し、
「みなし」という表現を用いてはどうか、とのべました。

障害定義どうする(五)

障害者定義の討論の続き。
佐藤委員の発言です。
「複雑にしようとは思っていない」
「そんなに新しい考えを持ちこんだのではない」とのべました

障害定義どうする(四)

定義問題は法律や制度の枠組みに影響を与えるものですから、
議論の山場でもあります。
基本法、総合福祉法、差別禁止法、みんな関わってくる。
予定時間をオーバーして白熱の討論が続きます。
制度の枠外にある難病当事者が発言できないのは、
何とも、もどかしいのですが、
ウオッチングを続けますね。

障害定義どうする(三)

社会モデル的な考えを国際生活機能分類(ICF)を使って表現する
佐藤先生の定義案を軸に議論されました。
質問の口火を切ったのは東室長でした。

障害定義どうする(二)

佐藤先生が新たに提案した障害者定義です。
この提案がこの日の推進会議の議論の軸になりました。
「この法律において障害とは、
国際生活機能分類(ICF)が示す
機能障害(構造障害を含む)、
活動制限(活動障害)および
参加制約(参加障害)の総称である」
ワタシ、なんだか、
歴史の扉の開く音が聞こえてきましたよ。

障害定義どうする(一)

第22回障がい者制度改革推進会議(10月27日)では、
障害の定義を巡って、議論がありました。
なかなか白熱した面白いテーマです。

2010年10月30日

制度の谷間、焦点に

10.29全国大フォーラムでは
「制度の谷間」が課題の一つとして、
クローズアップされました。

古い勢力に負けない

10.29大フォーラムの続きです。
障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会
竹下義樹弁護団長のあいさつが動画になっています。




生きることに課金

10.29集会に集まった当事者の一群に、
障害者の働く共同作業所の人たちがいました。
胸のゼッケンに「金返せ!」。
手書きで書いている方もいまして、
自立支援法の応益負担には、今も怒っているんです。
申し訳ないことに全部は聞きとれなかったのですが、
「厚労省はドロボー」
「生きていくのになぜおカネをとるの」といいます。

逆流押し返す力

10.29全国大フォーラムが東京・日比谷公園で開かれ、
全国から1万人が参加しました。
こちら
始まったころには、
会場入り口で
入れないから厚労省前の別会場に回ってくれといわれ、
厚労省前では、通路空けてください、
とアナウンスが飛ぶ。
昨年の一万人も熱い集会だったけど、
今年もすごかったのです。
逆流を押し返す力、ここにあり、です。
すごい、すごい。
「障害者制度改革をすすめるぞ」
「私たちの手で新しい法律を作るぞ」
「推進会議を尊重しろ」
「障害の範囲を見直せ」
「私たち抜きに私たちのことを決めるな」
秋空に一万人の唱和が響きました。

2010年10月29日

高額療養費制度の試算

高額療養費制度の改正に伴う厚労省試算が10月27日、
第41回社会保障審議会医療保険部会に提出されました。
こちら
所得の低い方の限度額を下げる一方で、
高所得者の限度額は引き上げる考えを示しています。

2010年10月28日

蚊帳の外では困る

厚労省は26日、
障がい者制度改革推進会議総合福祉部会(第8回)を開きました。
この日のテーマは、
部会作業チーム・合同作業チームの検討の範囲と内容、
全国在宅障害児・者実態調査(仮称)について、など。

かえよう「門前払い」

あすは東京・厚労省庁舎の真横にある日比谷野外音楽堂で、
障害者の大フォーラムがあるものですから、
毎年この日は、
障害のこと、病気のこと、考えることにしています。

2010年10月27日

介護保険に24時間巡回型

単身や重度の要介護者であっても、
在宅を中心とする住み慣れた地域で、
「尊厳と個別性」が尊重された生活を継続できる環境を整備する。
そんな目標を掲げて、
24時間365日の巡回型訪問サービスを厚労省が制度設計しています。
2012年度介護保険制度改正の目玉です。
26日に素案が固まりました。こちら。
10月28日(木)に開催される社保審介護保険部会で報告される予定。
24時間介護は今後、ニーズが高まるでしょうから、
評価したいのですが、
料金は定額制を予定しているようで、
低所得者が利用を抑制することを心配します。
訪問看護と訪問介護。
この二つは連携してくれるんでしょうけど、
医療行為がなし崩し的に介護へとシフトしていく。
「現物給付」の医療が「現金給付」へと代わることで、
在り方まで変わってしまわないか。
将来自分がこのサービスを受けるかもしれない。
使う身になって考えますと、
心配も多いんです。

2010年10月26日

難病はずしノー(三)

政府のホンネが何なのか。
知ってこそ、対応ができますから、
こいつは読んでおいたほうがいい。
旧政権下で2008年10月の
社会保障審議会障害者部会での議論や資料です。
資料はこちら
議事録はこちら

難病はずしノー(二)

第七回総合福祉部会(9月21日)の討議内容について、
10月26日の総合福祉部会(第8回)で
日本難病・疾病団体協議会(JPA)の野原委員から
批判文が出されました。

難病はずしノー(一)

内閣府作成の「条文イメージ素案」をどう読むか。
難病を障害者にふくめることは当事者間の議論では、
共通の認識になったはずでしたが、
内閣府がつくった障害者の定義案では、
制限列挙方式と社会モデルの併記が出てきました。
社会モデルを骨抜きにする、
「難病」はずしが本質だと感じています。

高齢者の窓口負担増

10月22日「お年寄りをいじめるな」でお伝えしたように、
厚労省は25日、
後期高齢者医療制度に代わる新たな改革案の概要を公表しました。
70~74歳の窓口負担は現在1割ですが、
順次2割に引き上げる提案です。
このほか、全世代での保険料値上げが提案されました。
まずは窓口負担のウオッチングから。

公共事業特会廃止へ踏みこめ

特別会計にメスを入れる事業仕分け第三段が
27日から4日間始まります。

2010年10月25日

必要な人にもれなく支援を

制限列挙式バイバイの続きです。
それまでの議論では、
医療モデルではなく社会モデルへ転換して、
難病など「制度の狭間」にある障害をなくそうという議論だったのが、
内閣府作成の「条文イメージ素案」がいつのまにか、
障害者の定義が、制限列挙方式と社会モデルの併記になってしまった。
「その他」を残せば、その法解釈が必要になり、
今の制度の骨格は変わらないのではないか。
政府は制限列挙をよほど残したいようなのですが、
それはなぜか。

地域主権改革は福祉破壊

地域主権改革という言葉、
聞いたコトありますか。
毎日の世論調査では、
知らないという回答が66%ですから、
チイキ・シュケン。
なんのこっちゃ、という方、多数でしょう。
ちょっとニュースに詳しい方ならば、
中央集権・官僚主導より、
地域主権を進める法案なら、結構じゃないか。
そう思われがちです。
でも、ちょっと待った!
その法案、ホントに通していいの。
福祉や教育施設で確実に何かが変わろうとしているんですよ。

2010年10月24日

制限列挙式バイバイ

障害手帳を提示することによって、
受けられるサービスはいろいろありまして、
自治体や種別、等級によって違いますが、
民間・公共機関等での料金の優遇策や
交通機関の割引、電話料金など通信費の減免、
法定雇用率にカウントされますし、障害年金もある。
法の下の平等からいいまして、
障害の定義や範囲は
ワタシがもっとも注目している点です。

障害定義へ知恵を

10月27日には、
内閣府の「障がい者制度改革推進会議」が開かれ、
障害の定義を巡る議論の続きがあると思われます。

2010年10月23日

成年扶養控除廃止を検討

政府税調は成年扶養控除を廃止して、
特別成年扶養税額控除(仮称)の創設を検討しています。

2010年10月22日

お年寄りをいじめるな

厚生労働省は10月20日、
70~74歳が病院の窓口で支払う負担割合を
現行の一割から二割へと引き上げる方針を固めました。

生活保護期間を制限

全国19の政令市長でつくる政令指定都市市長会は10月20日、
政府に対し、生活保護制度の抜本改正を要望しました。
こちら
生活保護に期限を設けることや、
医療費の一部自己負担を求めるもの。
こんな危険な構想が強行されたら、
たちまちのうち、生活困難な人たちが病院に行けず、
生きていけなくなりますぞ。

2010年10月21日

垂直型こそ公平・公正

福祉の予算が抑制され続けていますから、
福祉充実を願う声を逆手にとって、
消費税を福祉目的税にする議論があります。
でも、それは、福祉そのものを変質させる危険があることを
見ておく必要があると思うのです。
たとえば、今消費税を数%あげたとしても、
年金を維持するだけで精いっぱい。
障害者福祉まではとてもとても。
消費税は打ち出の小づちではありません。
いったん目的税化してしまうと、
無限に消費税を上げるわけにはいきませんから、
社会保障とか福祉の側が変質するわけです。

2010年10月20日

垂直方向で突破せよ

財政には所得再分配機能があります。
小泉「構造改革」以来、この機能が弱められた結果、
格差と貧困が広がりました。
ですから、これから必要な財政面での改革は、
所得再分配機能を強化する。
そういう視点が必要だと思うのです。

財政健全化の道は

自民党は財政健全化責任法案の成立を目指しています。
32年度までをめどに
国と地方の基礎的財政収支の黒字化を達成させるため、
政府に23年度から財政健全化を求めるものです。
自民党は先の国会に提出したのですが、
廃案になったため、今国会にも再提出する方針です。

2010年10月19日

29日東京でフォーラム

福祉施策が谷間なく実現するために、
私たち自身が声を上げていくことが大事な局面です。
東京・日比谷野外音楽堂で開かれる
10.29全国大フォーラムに参加を呼びかけます。
そりゃもう、ぜひ。ぜひ。
くわしくはこちら
チラシ

難病も障害者だ(二)

72年に始まった難病対策のうち、
特定疾患対象に福祉対策が加わったのは95年の、
難病対策専門委員会の最終報告書だと思います。

難病も障害者だ(一)

内部障害は身体障害の一種です。
指や手足や目が大事であるように、
身体の内部にある臓器だって、
障害があれば生きていく上で困難が生まれます。
症状が安定しないから対応しにくいという問題はあるのでしょうが、
治療が長引き、日々の生活に困っている方は少なくありません。
身体障害の一種であるにもかかわらず、
内部障害が
障害者手帳を交付されずに、
福祉から排除されてきたのはなぜか。
内部障害と難病と言い換えるのをお許しいただければ、
厚労省は難病を差別してきた、ともいえます。
経過を振り返ってみましょう。

2010年10月18日

定義なくしてしまえ

難病の当事者は、下部組織の総合福祉部会には入っていますが、
親会議である推進会議からは除外されており、
難病患者の声が定義の議論に生かされにくい構造があります。
難病を含めて「谷間」を生まないのは、
委員に共通した認識になっているのですが、
でも、推進会議(12日)では、
配信動画を前に、隔靴掻痒、もどかしい。
定義を巡っては、さまざまな意見がありました。

障害者の定義イメージ

第21回障がい者制度改革推進会議議が10月12日開かれ、
障害者基本法の総則・推進体制について改正案のイメージが議論されました。
条文イメージはこちら

2010年10月17日

法人税議論が本格化

税調で法人税の値下げが 焦点の一つになっています。
各種報道を時系列で並べますと、
法人税の見直しの検討を指示したのは、
菅総理です。

2010年10月14日

成年扶養控除廃止は

政府税調(10月6日)の議事録がアップされたものですから、
あらためてウオッチングです。
こちら

特別評価会議はじまる

民主党は13日、
「元気な日本復活特別枠評価会議」第1回会議を開きました。
難病の研究予算は従来の100億円を3割減らす予算が組まれていまして、
逆転復活をかけたプラス40億円分の評価が、
この会議で決まります。

2010年10月13日

野放図な思いやり予算

税金の使い方として、
米軍への「思いやり予算」ほど、
五月雨的に拡大していった
野放図な支出はありません。
民主党も野党時代には、
思いやり予算、けしからんと、
さんざん追及する側にいたのですが、
いまは擁護する側に立っています。

2010年10月12日

社会保障と税を一体議論

10月6日の政府税調では、
菅首相があいさつのなかで、
社会保障改革に触れました。

党税調が復活

政府の税制調査会が10月6日、開かれ、
来年度税制改正に向けた作業が始まりました。
税制大綱がどうなるか。
暮らしや社会保障への影響は大きいですから、
ウオッチングしていきますね。

国負担を元に戻せ

市町村の国保財政が厳しくなった理由は何でしょうか。
その理由がこのグラフに現れています。

2008_02.gif

国保の料金差

国民健康保険の保険料は、
住んでいる自治体によって格差があります。
国民健康保険事業年報という資料が
ネットで公開されていまして、
それを拝見しますと、次のようです。

hokennryou.gif

2010年10月09日

課税するなら法人税

消費税は「売り上げ」に課税され、
法人税は「儲け」に課税されます。
この違い、国の財源と
本当に公平な税制を考える際に、
カナメになるところです。

2010年10月05日

国会の出番はあとで

自立支援法の「延命」法案の国会提出を巡っては、
10月7日に民主党障がい者政策PTが開かれるようで、
予断を許しません。
前国会では成立寸前まで行って、
鳩山首相辞任という予期せぬ事態で、
廃案となり、命拾いしたわけですが、
今国会では、自民など補正予算をめぐり、
取引材料にされかねず、
いつ上程されても不思議じゃないのですね。

2010年10月04日

声を実現する道は

難病の研究費は患者と家族にとって、
落とせない命の予算ですから、
ワタシも当ブログで政策コンテストでの投票を呼びかけました。

2010年10月03日

政策コンテストに投票を

このブログをお読みのみなさんに、
たってのお願いがあります。
来年度予算で難病予算を今年度と同様に
100億円確保するため、
「難病予算が最優先」の声を
一人でもおおく、政府に送ってほしいのです。
誰でも参加できる、10分程度でできる無料の活動です。
予算を確保する上で、あなたの声がカギを握ります。
政策コンテスト・こちらです。
10月19日まで。時間との勝負です。

街頭で署名集めたよ

秋晴れのもとで
日本難病・疾病団体協議会(JPA)は10月2日、
全国いっせい街頭署名行動をしました。
東京では、12団体20人が参加しました。
一時間で署名55筆、募金7540円が集まりました。

20101002.jpg

2010年10月01日

ヒアリングと合意形成は違う

民主党政策調査会の「障がい者政策プロジェクトチーム(PT)」は
9月30日にも会合を開き、
延命法案に対するヒアリングをした模様です。
何とも分からないのは、
肝心カナメの
内閣府推進会議と総合福祉部会での合意を
得たうえで案をつくろうとしないのはなぜか、
ということです。
ヒアリングはあくまでヒアリング。
推進会議や部会での合意を得ないまま、
民主と自民と一緒に提案したから、
あれだけ6月はもめたんですから、
同じ過ちを繰り返そうとしているんですね。
合意形成とヒアリングは違うのです。

狭い社会保障

国保の細部に入るまえに、
社会保障のおさらい。

「社会保障」という当時なじみのない言葉が
わが国で知られるようになったのは、
日本国憲法だと思います。

過去の記事
テーマ別
最近の記事
最近のコメント
トラックバック
記事の配信
システム
ブログランクなど

Copyright HAM. All rights served.