HAMUの、先端巨大症って何とかならんか!

難病コラム一筋5000本の下垂体患者・活動家、先端巨大症とホルモン。



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2008年11月26日

健診嫌いだった

高血糖で入院するまで、
年に一度の職場健康診断が嫌いだった。
何とか理由をつけて逃げられないかと思っていた。
理由は二つ。
まず、原疾患である先端巨大症を見つけてくれなかった不信感だ。
もう一つは、スクリーニングといっても、
高度な病院でもっと細かなホルモン血液検査をしているのに、
何をいまさら、という思いだ。
ただ、受診率が低くなると、
職場の健康係が上司から叱責されるようで、
気の毒だから受ける。
主体性はない。

検査入院中は血糖の働きを調べるだけではなく、
高血圧性臓器障害も検査をした。
ハイリスク群の仲間入りをしているから、
高度な検査である。
病院にあって、職場健診にないものはもちろんある。
頸動脈エコーやMRIといった検査は、
健診メニューにはない。
前者は、直接には、脳血管疾患の危険を調べるわけだが、
頸動脈が肥厚していたら、ほかの冠動脈も怪しい。
頸動脈壁の厚さは、
全身の動脈硬化伸展度ど相関関係があるからである。

その点、健診は病気の可能性を選別するのが目的だから、
いきなり、お金のかかる検査はしない。
だけど、高度なはずの検査が
職場健診のものと案外重複していたことに驚いた。
簡単な検査だから、とバカにしていたのが恥ずかしい。
自分が健診の意味に無頓着だっただけである。
むしろ、健診を毎年受ければ、
自分の血管の老化現象を点検できるわけで、
その意味を知れば、実に有難い制度だった。

たとえば、脈波伝播速度の測定がある。
ベッドに寝て手足をクリップのようなので挟んで、
波のあるグラフを調べるアレだ。
血管の伸縮性を調べるもので、
動脈硬化がすすむと、脈波伝播速度が速くなる。
血管の老化状況がわかるというもんだ。

細い血管を調べるには、眼底検査が有名だ。
眼の網膜にある動脈と静脈を直接観察する検査だ。
健診メニューにはないけど、
コンタクトレンズを交換する時、診てくれるのね。
まぶしいけど、高血圧・高血糖を患う身としては、
ありがたいことである。
全身の動脈硬化をみる指標のひとつになりうるし、
眼の血管は脳の近くにあるため、
眼の血管異常があれば、脳でも同じようなことが起こっていると
推測できると考えられている。

健診で異常な数値が続き、血管の老化が疑われたら、
エコーや眼底検査といった視覚的な検査を組み合わせて
調べると効果的なようだ。
突然、危険な病気が見つかって
あわてないためにも、
患者自身が健診を利用する
攻めの気持ちが、自分や家族を守ると思う。









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