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2008年11月25日

高血圧の原因は研究途上

高血圧の9割をしめる本態性高血圧は、
いまだに原因が不明である。
残り一割未満の、
原因が明らかな高血圧を二次性高血圧という。
大多数を占める本態性(一次性)高血圧の原因が
不明だという意味は、
どうも、遺伝的素因や環境因子という
複数の原因が複雑に絡み合っているようで、
多くの研究者が調べている。
ただ、食塩の過剰摂取が関与していることは、
日本だけでなく世界の学会でも、
コンセンサスがある。

ブラジル北部にいるヤノマノインディアンのように、
日頃、塩分の少ない食事をする民族は、
加齢に伴う血圧上昇がみられない。
石器時代の人類は、一日0・5から3グラムしか
塩を取らなかったようだ。
文明の発達に伴い、
人類は塩を使い、うまい食事をつくってきた。
だが、それは、進化の歴史から見れば、
最近の出来事に過ぎない。
日本人には一日6グラム未満が推奨されるが、
加工食品の流通もあって、
現実にはその倍、
平均12グラム前後摂取しているという。

では、塩分を過剰摂取すると何故血圧が上昇するか。
メカニズムは複雑で複数ある。

水とナトリウムはある一定の濃度で体内に存在する。
普通は、塩と水を多く取っても、
腎臓で濾過されて、
尿として排泄される。
だが、塩を取りすぎると、
人間の体は、血圧をあげて、
体内のナトリウムと水を排出しようと働く。
圧ナトリウム利尿現象である。

本態性高血圧患者は、
健常な方よりも、利尿には、
体質的により高い血圧を要するようだ。
その基礎には、
ブログで紹介したレニン・アンジオテンシン(RA)系の亢進や
交感神経系の働き(つまりはストレス)が
関与しているようなのだが、
詳しくはわかっていない。

塩分摂取によりナトリウムが血管内皮に入り込み、
ナトリウムを追い出そうとすると代わりに、
カルシウムが入り込む。
このカルシウムが血管を収縮させて血圧を上昇させる働きがある。

本態性高血圧患者は、
腎臓のろ過面積が先天的に少ないことも報告されている。
加齢に伴い、ネフロン数が減ると、
さらに血圧が悪化する。









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