10月31日付に書いた記事で誤解が生まれそうなので、
訂正したい。
下垂体のオペは特殊な手術であり、
地元の大病院に名医がいるとは限らないから、
飛行機を使ってでも、症例数の多いドクターに任せよ、
という趣旨の記述であった。
これは、地方対都会という問題ではないので、
飛行機云々という表現は削除したい。
東京・大阪・名古屋など、
大都市志向への誤解を招くようだ。
症例数の多いドクターは、人口の少ない地方都市にも実在する。
逆に、大都市の超有名病院であり、
脳神経外科の充実した施設であっても、
下垂体の専門医が不在ということもある。
地方対都会という問題ではないのだ。
ワタシの場合は、一回目のオペが不十分であったけど、
それは、華の東京の超有名病院での執刀だった。
病院ブランドでは、日本人で知らない人はいない。
でも、残存腫瘍の大きい執刀だった。
そんなこともある。
じゃあ、任せて安心の外科医はどこにいるか。
考えるヒントとして、提示すると、
下垂体に特化した学会プログラムを見れば、
だいたい、どんな病院が下垂体の治療と研究に熱心か分かるというものである。
仮に書いてある医学的なことがわからなくても、
各病院やドクターの仕事ぶりはわかるでしょう。
くどいけど、地方と都会は関係ない。
そうじゃなくて、病院の選び方を地元の狭い評判や
名前だけで選ばないで、
日頃の治療・研究ぶりをみながら、選ぼうということである。
欠席されたドクターもいるかもしれないから、
複数調べるのがよろしい。