HAMUの、先端巨大症って何とかならんか!

難病コラム一筋5000本の下垂体患者・活動家、先端巨大症とホルモン。



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2008年11月05日

下垂体腫瘍は良性と考えよ

「胃がん」や「肺がん」という言葉は世間でよく耳にするが、
「脳がん」という言葉は聞かない。
下垂体腫瘍は、100%近くが良性である。
だが、ひょとして悪性ではないか。
また、悪性化するのではないかと、
オペ後までも不安を抱く方は少なくない。
「三年後に私は下垂体癌になっている」と
信じ切っている方に出会ったこともある。
どう考えるか。
学会の報告集を斜め読みをすると、
全国で毎年一症例ずつくらいの頻度で、
下垂体癌が報告される。
だが、それは、珍しいから報告されるのであって、
可能性としては、とても低い。
もともと、日本人の3名に1名は、
がんでなくなる。

隕石が宇宙から落ちてきて死ぬことをあんじるより、
交通事故死を心配した方が
確率的には理にかなっている。
隕石の落下は防げないが、
交通事故なら、日頃から注意することで、随分違う。

内分泌の異常がもたらす影響を考え、
さまざまな検査を積極的に受けて、
ホルモンをコントロールすることが長生きのコツになるはずだ。

がんとホルモンの因果関係はまだ解明されていないが、
最近話題の疫学調査がある。
福岡県久山町という人口八千人の小さな町を対象に
九州大が長年、心血管病の疫学調査をしている。
この町は、職業構成などバランスよく、
小さな日本の縮図と見なされる。
40歳から79歳の重症の糖尿病群で
悪性腫瘍による死亡率が有意に高かった。
40歳以上では、空腹時血糖値レベルの上昇とともに、
胃がん発症率が有意に上昇する。
(清原裕氏「成人病と生活習慣病38巻4号」08年4月)

人間、がんに限らず、いつかは、
何らかの病気を患い、老いて死ぬわけで、
下垂体癌という、
よけいなストレスは考えない方が
幸せに暮らせる気がする。









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