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難病コラム一筋5000本の下垂体患者・活動家、先端巨大症とホルモン。



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2008年11月02日

現在進行形の学問

牛の副腎から、アルドステロンが
分離・結晶化されたのは1953年だ。
だが、その作用は長く電解質ホルモンであり、
腎臓だけをターゲットしていると考えられてきた。
抗アルドステロン薬は、利尿剤として位置づけられた。
だが、その働きはもっと広範囲であった。
血管や心、腎、脂肪組織、神経組織に作用し、
高血圧やメタボリックシンドローム病態や
心血管疾患、腎臓病に
深く関与していることがわかってきた。

当然のように、
抗アルドステロン薬の効能は、もっと広いらしいことが、
注目されるに至っている。
我が国では2007年から、
選択的アルドステロンブロッカーであるエブレレノンが
臨床可能になり、
今は臨床データを蓄積しているところだ。

高血圧患者の中に、
相当数の原発性アルドステロン症患者がいるらしいことだって、
最近分かってきたことなのであって、
疫学的なこともまだまだ、途上である。

患者の側から見ると、
すでに出来上がった医学を想像してしまうのだけど、
そんなことはないぞ。
現在進行形で、新たな展開をしているのが、
アルドステロン研究である。

まして、臨床現場にいる医師が
患者のデータを前に、
うまく答えられずに、
腕組みをしてしまったとしても、
不自然ではない。
真剣に診療されているドクターが、
すべてを明確に返答できなくても、
仕方がないと思うべきだろう。
だからこそ、
副腎疾患の患者は、主治医との「対話」を大事にしてほしい。
すべての出発点は、
患者という現実にあると思うから。
こういうとき、自分の病態の解明は、
医師との共同作業になるはずだ。









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