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難病コラム一筋5000本の下垂体患者・活動家、先端巨大症とホルモン。



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2008年11月01日

理解しにくい副腎の病気

副腎に腫瘍があり、かつ、
下垂体機能にも障害がある会員から
自分の疾病の状態が理解しにくい、という声が
寄せられた。
副腎皮質ホルモンは
血圧や電解質バランス、脂質代謝、糖代謝など、
全身の臓器に作用を及ぼす。
数十種類に及ぶ副腎皮質ホルモンのうち、
代表的なコルチゾール、アルドステロンは
恒常性維持に必須のホルモンだ。
ちょうどよい量を保たないと、命にかかわる。
多すぎても少なすぎても、
別の病気と似た症状を呈するため、
見落とされることも少なくないように聞く。
副腎疾患自体はけして珍しい病気ではないのだが、
起きる症状は似たり寄ったりなので、
正しい診察名が付きにくい。

素人勉強で申し訳ないが、
副腎疾患を大づかみに理解するには、コツがあるように思う。
何のホルモンが過剰・不足しているのか、
機能による理解が一つ目の視点だ。
二つ目の視点は、成因による分類である。
炎症性(感染性、自己免疫性など)、腫瘍性、先天性など。
どういった理由でその症状が生じているのか。
病名とともに、医師に確かめるのである。

その患者の副腎皮質機能低下の成因は、
下垂体機能低下による二次的なものと、
副腎機能異常という原発性のものが考えられる。
視床下部・下垂体・副腎のどのレベルで障害が起きているか、
診察が確定する途上では、
医師が断言を避けるかもしれない。

わかりにくい症状について、
その会員は「病気の個性」と呼ぶ。
医師と二人三脚で、何回も検査しながら、
よりよい治療法を探っているところだ。
適切な治療、遅滞なくステロイド薬が
きちんと投与されることを望む。

コルチゾールは、視床下部・下垂体・副腎皮質系で
コントロールされている。
当患者会は、基本的に下垂体系の病人の集団だから、
薬の効能を含め、学習する中で、理解が進んだようだ。
だが、副腎のホルモンはそれだけではない。

アルドステロンは、別の系列、
レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系で
主に調節されている。
下垂体・ACTHの刺激も受けるのだけど、
基本的には別系統だ。

アルドステロンは、腎臓の遠位尿細管に作用し、
水や電解質の再吸収を促し、
血圧上昇、循環血液量増加を示すホルモンである。
レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系は、
電解質と血圧のバランスを保つ働きがあるぞ。









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